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最近、姿勢についていろいろ考えています。
特に骨盤の傾きについては、微妙な感覚なだけに大きな課題になっています。
先日から紹介している『最強ランナーの法則』(伊東浩司氏・著)でも
骨盤は前傾させる
とあります。
しかし、その“骨盤を前傾させる”ためのトレーニングの写真を見て、これは前傾させ過ぎではないかと思えるような写真が載っていたので、私の頭の中は『?』だらけです。
わかりやすく説明するために前傾しているのでしょうが、そこまで前傾を意識しすぎると、逆にそのような姿勢(前傾しすぎている姿勢)では走れないのでは、と思うのです。
一体、骨盤を前傾させるとは、どれくらいの角度がいいのでしょうか。
前傾させるといっても、過度に前傾させるのはよくないと思います。
前傾させ過ぎると、走る動作の中で
脚が後ろへ流れやすくなる
ようなイメージが私にはあるからです。
そこで、私が最近注目しているピラティス。
私はこのピラティスでの身体のしめ方(おへそを背骨にくっつけるような感じ)を、骨盤の前傾を意識しながら実践するとちょうどいい角度になるのではないかと考えています。
常歩研究会の木寺先生はご自身の本『進化するナンバ・常歩剣道』の中で、骨盤のことについて少し触れられています。
『正しい姿勢』(P100)について書かれた項目の中で
素早く動くためには、骨盤が多少前傾していることが必要なのです
と。
その『多少』という微妙な感覚、これが非常に大切であり、難しいのだと思います。
でも、その『多少』という微妙な角度を求めて行けば、理想的な走りの姿勢に到達するのではないかとも最近思っています。

実践常歩(なみあし)剣道
進化するナンバ
著者:木寺英史
出版社:エムシープレス
サイズ:単行本/220p
発行年月:2006年04月
ISBN:4901972448
本体価格 1,300円 (税込 1,365 円)
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今も、姿勢を意識した動き作りをトレーニングメニューとして行っていますが、その中で選手たちが
速く走るための骨盤の角度
を自然と身に着けてくれないかなぁ〜と考え、日々トレーニングに励んでいます。
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骨盤前傾の不動の姿勢(拙著、スポーツ選手なら知っておきたいからだのこと、88ページ)をとろうとすると、慣れていない人は、骨盤のすぐ上の下背の固有背筋(起立筋)をカチカチに固めて(緊張させて)、下背をそらせて骨盤を前傾させようとします。これでは、本来のよい動きができないばかりか、腰を痛めてしまいます。呼吸の仕方で、不動の姿勢がとれるように練習してみてください。
お腹で息を吸う腹式呼吸です。立って行なうと骨盤の適度な前傾が感じ取りにくいので、椅子に浅く座ってください。座位姿勢で、息を吸ったときに下腹が膨らんで、横隔膜が下がって、陰圧になった肺の中に息が入ってきます。そのとき、緩やかな腹圧がかかり、下腹が押し出されます、下腹の上から両手を乗せて上からお腹に向かって軽く押さえます。腹圧の感覚がわかりにくい人は、息を吸いながら、両手で押さえる力を下腹で押し返すように下腹を膨らませます。
このとき、骨盤はどうなるでしょうか。椅子と左右のお尻の接点は、左右骨盤の座骨結節です。座骨結節と椅子の接触感覚で、骨盤の前傾・後傾を感じ取ることができます。骨盤が適度に前傾したときは、座骨結節だけでなく、太ももの裏側のお尻との接合部まで椅子に触れてきます。上から見て、おへそと下腹が、前に出てゆくのがよくわかります。下腹にぎゅーっと力みを入れるのも感心しません。リラックスして、緩やかに下腹の感覚で息を吸います。武道関係者は、この下腹の感覚をたんでん丹田と言うようです。
座位姿勢において、下腹の感覚で適度な骨盤の前傾姿勢がとれたら、その状態から、状態を前に倒して立ちます。そのとき、足裏の荷重点は、踵近辺です。試しに、つま先に荷重して立とうとしてみてください。立とうとする動きにブレーキがかかることが感じられると思います。踵荷重がわかりにくい人は、つま先を上に上げてみてください。すんなり、踵の荷重感覚がつかめると思います。
重心点が踵の上に乗ってきたら、そのまま立つ速度を緩めます。ゆっくり、股関節、膝を伸ばしながら立ちますが、荷重点は踵に置いたままです。完全に膝を凝らして伸ばしきらないところで立位姿勢を決めます。外から見て、膝が曲がっているようには見えないのですが、自分の感覚の中では、けっして膝を伸ばしきっていない、というような感覚です。下腹の感覚で立っています。この姿勢が、不動の姿勢です。
この姿勢から、ゆっくり走り出してみてください。いい感じが得られる人も多いと思います。毎日毎日、この姿勢から走ることを練習してみましょう。試しに、下腹をひっこめて走ってみましょう。まったく、違う感覚が得られると思います。からだがスムースに進まないことが感じ取れると思います。こんどは、下腹の腹圧感覚に戻して走ってみましょう。したばらをへこませて走る感覚に比べたら、格段に前に進む感覚が得られると思います。下腹感覚に慣れてきたら、走る速度を徐々に上げてみましょう。おどろくほど、足がスムースに回転し、からだが前に前に進むと思います。
下腹感覚をつかむのに、ウエイトリフティング用のベルトや柔道の帯を用いるのもお奨めです。ベルトや帯を下腹にややきつく巻いて、下腹に腹圧をかけてベルトや帯を押し返す下腹の感覚をつかみましょう。ベルトや帯を巻いて、下腹の感覚を作ったまま走るのも、いい方法です。
伊東浩司選手が、ベルトを巻いてレースに出ていた時期がありました。下腹感覚を作るためであったものと思われます。
こんばんは。
書き込み、ありがとうございます。
あれからしつこく椅子に座っては、骨盤の角度を試しています。
感覚として、これだ!という感じをつかめるまで、繰り返し試したいと思います。
不動の姿勢、これもキーワードですね。