1998/07/31
7:58発のヴェネチア・サンタルチア駅発ミラノ行きIC610に乗るため、6:30起床。
今日はスイスへ移動するため、残っている13,100リラを使いきる為、朝から駅周辺をブラブラしました。
まずホテルを出る前に、ベットメイクのチップに今までにない高額(?)な1,000リラを置きました。
その後、ホテルを出て定番の朝食(クロワッサン・カプチーノ)に3,300リラ。
ついでに飴1,500リラを買って減らそうと試みましたが、減りきらず。
最後に駅でもう一度エスプレッソ1,500リラを飲み電車に乗り込んだのです。
残金 5,800リラ(1998年当時 イタリア100リラ=8.28円)
ヴェネチア名物のゴンドラ (Photo (c) 桜坊主)
予定では、ミラノでスイス・ブリーク行きに乗り継ぐつもりでした。
ミラノでの乗り継ぎ時間は約20分。
なのに、ヴェネチアを出発したのが、約25分遅れの8:25頃。
乗り継げるのか・・・
ミラノ行きの列車 (Photo (c) 桜坊主)
乗り継ぎがうまくいかなければ、スイス行きを諦め、フランスかオーストリアへ向かうつもりでいました。そうなるとミラノでレオナルド・ダ・ヴィンチの『最後の晩餐』でも見に、1泊しようと考えていたのです。
しかしあまりミラノには興味がなかったので、素通りしたい気分だったので、なんとか間に合ってほしいと願っていたのです。
25分遅れで出発した列車は、当然のように25分ほど遅れて、ミラノに到着しました。
もし遅れたら・・・、手に汗握りながら、ホームのあっちこっちに目をやりました。
すると、列車の到着が遅れても、乗り継ぐ列車はちゃんと待ってくれていたのです。
無事、スイスのブリークへ向かう列車に乗ることができました。
列車は快調にイタリアからスイスへと入りました。
初めての 列車での国境超え です。
ちょっとドキドキしたのですが、
車掌 『ジャパニース?』
桜坊主 『イエス』
で難なく完了。
パスポートも見ずに、車掌は次の車両へ姿を消したのでした。
恐るべし日本国籍です。
13:15 スイス・ブリークに到着しました。
ここで、ツェルマット行きの列車に乗り換えです。
ツェルマットへの列車にはユーレイル・パスは使えないということなので、切符を購入しました。
15:45 ツェルマット到着。

ツェルマット観光局
早速、街の中心にあるメインストリートを登り、日本語インフォメーションでホテルを紹介してもらうことにしました。
金額、立地条件などを伝えると、インフォメーションからすぐのホテルを紹介してもらいました。
ホテルに到着後、再度値段の交渉。そして部屋の確認。
なかなかの部屋だったので、一発で決めました。
(実はこのホテルには新婚旅行でもお世話になりました)
ちょっと部屋で落ち着いたあと、明日からのトレッキングに向けた足慣らしへ出かけました。
宿の人に、「今の時間(午後5時前)から行けるトレッキングコースは?」と尋ねると、Zmuttへのトレッキングを薦められました。
Zmuttへのトレッキングへは往復1時間半だというので、ちょうどいい感じです。
道中は休憩もほとんど取らず、ノンストップで目的地へ向かって歩きました。
宿の主人には、地図を見ながら「この湖へ向かって歩け」とのことだったので、唯一の目標として歩いたのですが、結局見つけることができずに途中で引き返しています。
しかし、片道約45分ほどあるいたので、いい足慣らしでした。
Zmutt村 (Photo (c) 桜坊主)
Zmutt村で、絵を書いている老夫婦に出会いました。
私は、絵を描いている夫婦の横でしばらくの間、絵をじっとみていたのです。
二人は微笑み、何を話すわけでもなく、もくもくと筆を走らせます
。
私はそのとき、こんな老後も素敵やなぁ〜などと考えていました。
Zmutt村 (Photo (c) 桜坊主)
今日は、あいにくの曇り空だったので、ツェルマットからこの街に来た目的であるマッターホルンを見ることはできませんでした。
明日、ゴルナーグラートへ行って、じっくりマッターホルンを見る予定だったので楽しみに取っておくことにします。
Zmutt村に到着したあたりから、少しずつ頭痛を感じ始めていました。
一気に速歩きで登って、酸欠状態になっていたのかもしれません。
1時間半のトレッキングをなめていたバチが当たったようです。
明日はゆっくり歩こうと思いました。
9時過ぎ。
日も暮れたのでレストランでひとり夕食を楽しんでいました。
すると、70歳くらいのおばあちゃんに声をかけられ、ひとりの夕食がふたりでの夕食に早変わり。
ローザンヌに在住のそのおばあちゃんに、どこから来たのか、どこへ行くのかなど、いろんな質問攻めに会い、笑いを交えた楽しい夕食を過ごすことができました。
しきりに『いい旅をね!』『明日は晴れるといいね!』を連発してくれます。
おばあちゃんのやさしさに触れることができた幸せなひとときでした。
明日は晴れますように。
明日はマッターホルンが見れますように。
【次回に続く】
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