2008年08月16日

Europe98 -Epilogue- 桜坊主式深夜特急・ヨーロッパ編最終回

今日もまた、ちょうど10年前の旅行記になります。

約4週間のヨーロッパの旅を終え、シンガポールに到着しました。


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singapore.gif1998/08/16


13時間のフライトでシンガポールに到着。

ほとんど眠れず、少し体がだるいまま、シンガポールの地へ足を踏み入れました。

空港のトイレで着替えて、明日の(シンガポールから日本への)フライトのチェック・インを先に済ませた後、お土産とリュックをカウンターに預けて街へ向かいました。


シンガポールは2回目。

少しはこの国を知っていただけに心にも余裕があります。

まずは市バスとメトロを乗り継ぎ、シンガポールの北側に位置する Marsiling へ。

そこからシンガポールとマレーシアの国境コーズウェイを歩いて渡り、マレーシアのジョホールバルを目指しました。

ところが入国審査を済ませ、いざ街を歩こうとした時、一人のおっちゃんが

  『今日はどこも休みやで!』

の一言。

よーく考えてみると、今日は日曜日なのでモスクなどの観光スポットが休みなのでした。


仕方なく、シンガポールに再入国し、オーチャード・ロードへ。

シンガポールの中心地にある高島屋6階で、足のツボマッサージを体験しに行きました。
少し高い気もしたのですが、約4週間の旅の疲れも少し取れたようなので納得することにします。
 (約40分 S$40 1998年当時 S$1 1シンガポールドル=83.1円)


Singapore1.jpg
 ラッフルズ・ホテル (Photo (c)桜坊主)


その後、ラッフルズ・ホテルで買い物を済ませ、ボート・キーへ向かいました。

マーライオンの背中側に小さなマーライオンがあるのですが、そこで川の流れや行きかうボートを眺めながら、ボーっとしました。(駄洒落?)

Singapore2.jpg
 小さなマーライオン (Photo (c)桜坊主)


足の日焼けを眺めながら、よく歩いたなぁ〜と実感。


Singapore3.jpg
 桜坊主の日焼けした足 (Photo (c)桜坊主)


日も暮れてきたところで、そこからぶらぶら歩いてボート・キーで夕食をとることにしました。

最後の夕食なので、ビールやソテーなど次々と注文。
飲んで喰って約5000円の夕食となりました。

ちょっと贅沢。・・・いや貧乏旅行にしては、かなりの贅沢でした。


Singapore4.jpg
 ラッフルズの像の後ろにボート・キーの店が並ぶ (Photo (c)桜坊主)



明日のフライトが早いため、シンガポール・チャンギ空港内のトランジット・ホテルに部屋を取ろうと思って空港へ戻りました。

出国手続きのあと、ホテルのカウンターへ行くと、ナント満室。exclamation&question

出国手続きを済ませたため外に出ることも出来ず、結局空港内のフロアで寝ることとなりました。(なんだか野宿みたいで、寝心地は悪く、ほとんど眠れません)たらーっ(汗)


1998年8月17日am5:30 空港内ホテルでシャワーを浴び(有料S$5)、残ったシンガポール・ドルで簡単に朝食を取って、飛行機に乗り込み帰国の途へ。





1998年8月17日帰国






最後に・・・  旅の楽しみ

それは、

 世界遺産を訪れ、美術館で絵画を鑑賞し、レストランでその国の料理を味わうこと。


でも、確かにこれらひとつひとつは、“旅の楽しみ”ではあるのですが、それよりもっと楽しいことを今回の旅で発見したように思います。それは



   人との出会い



です。
今回の旅では多くの人と出会い、多くのアドバイスを受け、多くの情報を貰いました。

そのおかげで素晴らしい旅ができたように思います。



今後、二度と会うことはないであろう旅先での出会いに心から感謝して、2007年6月30日から始めたこの旅行記“Europe98”の編集を終えようと思います。


    長い間、お付き合いいただき、心から感謝申し上げます。



《記録》 この旅で移動した距離 6,259km




    【次回に続く】


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posted by 桜坊主 at 17:00| Comment(3) | TrackBack(0) | 桜坊主式『深夜特急』Europe98 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年08月14日

Europe98 -20- フランス・パリ Day3・4

今日は 2008/08/14 です。

ちょうど10年前の今日の旅行記です。


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france.gif
1998/08/14


パリでの生活も3日目に入り、この旅もいよいよ明日で終わりです。

ゆっくり観光できるのも今日が最後。
ヴェルサイユ宮殿へ行くことにしました。



ヴェルサイユ宮殿 Palais de Versailles


ヴェルサイユ宮殿へは、パリ市内と郊外を結ぶ高速地下鉄RERを利用しました。
A.B.C.Dの4線が運行されていて、C7線を利用。
ヴェルサイユ・シャンティエ駅で下車します。(所要時間:約30分)


Ver1.jpg
 ヴェルサイユ宮殿入り口 (Photo (c)桜坊主)


ヴェルサイユ宮殿に到着。早速入場券を購入するのですが、購入に30分並びました。
(パリでも観光地では、朝早くから行く方が賢明かもしれません。)


宮殿内は鏡の回廊を挟むように、王の大広間と王妃の広間に分けることができます。
どの部屋もすごかったのですが、特に

  “鏡の回廊 Galerie des Glaces”

の豪華さにはビックリでした。


王妃の寝室は、あのマリー・アントワネットも使用したとか。。。

Ver4.jpg
 王妃の寝室 (Photo (c)桜坊主)


庭園は花、木、太陽、風、鳥など、リラックスには最高のロケーション。
芝生に寝っころがって休日を楽しむ人々も多く、散歩していても最高に気分がいい庭園でした。


Ver2.jpg
  大運河沿いの散歩道 (Photo (c)桜坊主)


Ver3.jpg
 グラン・トリアン (Photo (c)桜坊主)



帰りは、国鉄でヴェルサイユ・シャンティエ駅からモンパルナス駅へ。(所要時間:約15分)
モンパルナス駅近くにある有名なカフェを探すのですが見つからず、結局、ブラブラしているだけでした。

途中、売店で競馬新聞を買いました。
一面に、日本の代表ジョッキー武豊騎手、岡部騎手とともに、シーキングザパールとタイキシャトルが写真で載っていたのです。
ちょうどその時期に、日本馬がフランスに遠征をしていて、なんと2頭ともにフランスのGTレースを勝っていたのです。

uma.jpg
  帰国後に手に入れた日本の新聞とパリで買った新聞 (Photo (c)桜坊主)



今夜は、ヨーロッパ最後の夜。
もう一度、ライトアップされた凱旋門とエッフェル塔を見るため、地下鉄に乗って出かけました。
シャンゼリゼ通りのひとつ手前で下車し、凱旋門に向かって最後のパリを楽しみました。
やっぱりシャンゼリゼのイルミネーションは素晴らしいですね。

その後、エッフェル塔がバッチリ見れるシャイヨ宮へ。
エッフェル塔にライトが灯されるのを見ながら、ローマから始まった今回の旅を思い出しました。


Paris_5.jpg
  エッフェル塔 (Photo (c)桜坊主)
 エッフェル塔には“2000年まであと何日!”という電光掲示板が。
 ちょうど、この日から2000年まであと505日でした。



1998/08/15/

ヨーロッパの最後の朝は、6:30起床。
荷物を整理し、捨てる衣類をゴミ箱に放りこんで、チェック・アウトしました。

凱旋門横からエール・フランスの空港バスが出ているので、そのバスに乗ることに。

朝日に照らされた凱旋門をみながら、パリを去ります。

Paris_6.jpg
  朝の凱旋門と空港バス (Photo (c)桜坊主)


バスは約45分でシャルル・ド・ゴール空港へ到着。

シンガポール航空のチェックインを済ませ、機内に乗り込みました。

ヨーロッパの旅がこれで終了したのです。


    【次回に続く】


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posted by 桜坊主 at 07:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 桜坊主式『深夜特急』Europe98 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年08月07日

Europe98 -19- フランス・パリ Day1・2

france.gif
1998/08/12


朝の9時、ヨーロッパ最後の街、フランス・パリに着きました。
スペインからの寝台列車は、パリ市内に数箇所点在するうちのひとつオーステルリッツ駅に到着しました。

早速、宿探しなのですが、まずはカフェで朝食をとることにしました。

コーヒーとクロワッサンを食べながら『地球の歩き方』
でお目当てのホテルをチェックです。


Paris LUXOR-BASTILLE-HOTEL HP)
 1泊:シングル200F(当時価格 シャワー・テレビつき / トイレ共同)
 ホテルの周りは淋しい雰囲気でしたが、それが逆に静かでよかった。
 


宿でチェックインを済ませた後、早速パリの街を散策することにしました。
地下鉄を使うか、徒歩にするか迷ったのですが、パリの街を知るため徒歩に。


Paris_3.jpg
 シテ島とサン・ルイ島を結ぶ橋 (Photo (c)桜坊主)


まずはセーヌ川に浮かぶ小さな島“サン・ルイ島”を通って、ノートルダム大聖堂がある“シテ島”へ向かいました。

パリの街は、人を見てもお洒落ですが、店もお洒落。
ぶらぶら歩いているだけで、楽しくなります。


ノートルダム大聖堂 Cathédrale Notre-Dame に到着しました。

ところが塔へ登るためのチケットを購入するのに35分待ち。
しかもノートルダム大聖堂の目玉 Great Bell へ登るのにも10分待たされ、絶景を眺めるのに約1時間を要しました。疲れました。あせあせ(飛び散る汗)

おまけに間違ってペアのチケット(36F)を買ってしまい18Fの損。
フランス語も英語も喋れないおかげでこんな結果になってしまいました。たらーっ(汗)


ノートルダム大聖堂を出て、セーヌ川沿いに歩いてルーブル美術館へ。

Paris2.jpg
 ルーブル美術館 (Photo (c)桜坊主)

明日、ルーブル美術館に来る予定なので、時間や入場の込み具合をチェック。
長蛇の列を目の当たりにし、明日は早い時間に行く方が賢明であると判断しました。


次なる目的地・凱旋門へ向かって再び歩きはじめました。
 (この旅は本当に歩いて歩いて、歩きまくりでした。)

ルーブル美術館からシャルル・ド・ゴール広場にある凱旋門へは一直線。
コンコルド広場を横切って、シャンゼリゼ大通りを歩けば凱旋門に辿り着きます。

誰もが知っているパリの有名な通りシャンゼリゼ。
キョロキョロしながら歩く私はまさに観光客でした。



凱旋門 Arc de Triomphe  に到着。

思っていたより門は高くて大きい、と言うのが第一印象。
上に登ることも出来るのですが有料。
お金をケチって登るのをやめ、門の下で人間ウォッチングに徹しました。


凱旋門から行くアテもなく、再びブラブラ歩き始めました。
すると、急にエッフェル塔が良く見えるスポットに到着。

ガイドブックで調べると、そこはシャイヨ宮 Palais de Chaillot ということでした。

ここからのエッフェル塔の眺めは最高で、皆さんにはオススメの場所。
多くの若者が坂を使ってローラースケートなどを楽しんでいたり、芝生でのんびりする人も多く、誰もがのんびりエッフェル塔を眺めることができます。
私もエッフェル塔を1時間眺めていました。



太陽がどんどん昇り、暑くなってきたので一度宿へ戻って昼寝することに。

宿に帰る途中、近所の店で明日の朝食を購入しました。
フランスパン1本(6.50F)、オレンジとリンゴ1個づつ(8.80F)、赤ワイン・フルボトル(13.80F)。
 (1998年当時 1F フランス・フラン=23.9円)


Paris_1.jpg
 

夕食後、地下鉄でもう一度ライトアップされた凱旋門を見に行きました。
昼間見るのとまた違った趣があり、わざわざ出かけていく価値ありでした。


それにしても、パリの夜は涼しくて、過ごしやすいですね。
昨日までいたスペインとは大違いです。




1998/08/13

朝6:50起床。
昨日買ったパンとオレンジを食べて、7:30に宿をでました。

向かうは、ルーブル美術館。

7:45、ルーブル美術館に到着。
開館時間が9:00なので、1時間15分待たねばなりません。

でも、私は最前列から20人目だったので、開館と同時に入館できました。
(開館時には700〜800人程度の列になっていたので、早く到着してよかった。)


ルーブル美術館 Musée de Louvre
ローマのヴァチカン美術館、フィレンツェのウフィツィ美術館、マドリッドのプラド美術館と比べると、広さや展示品の数が大きく違います。

ガイドブックと美術館で配布されているパンフレットを頼りに、色々周りました。


とにかく広い、とにかく作品の数が多い、とにかく人が多い。
私にはスケールが大きすぎて、ちょっと疲れました。

美術館を出たのが夕方の4時ですから、約7時間ほど美術館の中に居たことになります。
それでも、じっくり鑑賞できたわけでなく、みていないエリアもありました。


良かったのは『モナリザ』でも『ミロのビーナス』でもなく、私は

  『ハンムラビ法典』

です。

何故かあの大きな石に書かれた文字を見て感動しました。

    ★★★ルーブル美術館のホームページ★★★



余談なんですが、なんとルーブル美術館で、ローザンヌで出会って一緒にエビアンへ行った山本さん(自転車でヨーロッパを旅している)にまたまた偶然出会いました。【→エビアンの旅行記

お互い『なんでこんなところにおるの?』とビックリ。

スイスで別れ、お互い違った方向へ旅していたのに。。。
世界は狭いのかなぁ、とビールを飲みながら突然の再会を祝いました。



ルーブル美術館で山本さんと別れ、地下鉄に乗ってモンマルトルの丘へと向かいました。

サクレ・クール聖堂に到着するやいなや、高いところに上るのが大好きな私はまたもドームに登り、パリの街を一望。

  絶景!

ひょっとするとパリの街を眺めるのには、ココはベスト・スポットかもしれない、と思えるほど最高でした。


Paris_4.jpg
 モンマルトルの丘にあるサクレ・クール聖堂 (Photo (c)桜坊主)


その後、似顔絵などの絵を描く画家たちが集まるテルトル広場へ。

ここは、のんびりと多くの画家が描いている絵をじっくり鑑賞するのがいいですね。
中には日本人画家もいました。



    【次回に続く】


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2008年07月13日

Europe98 -18- スペイン・セビーリャ

spain.gif
1998/08/10


昨日到着したコルドバの朝。
ホテルのパティオで朝食を食べて、すぐにチェック・アウト。

今日はセビーリャに移動です。


コルドバからセビーリャまでAVE(日本の新幹線)で行くことにしました。(約40分)
ユーレイル・パスだけでは乗車できないので、追加料金を払わないといけないのですが、さすがAVEです、速い!



セビーリャに到着して、早速ホテル探しを開始。
ところがなかなか納得のいくホテルが見つからず、30分もホテルを探すはめに。

  Sevilla Hostal Javier
    1泊3000Pts(シャワー・トイレ付き)
部屋に扇風機が付いていたので助かりました。


チェック・インを済ませた後、少し腹も減っていたので、ホテル前のバルへ。
ビール2杯、タパス(おつまみ)1つを注文し、空腹を満たしました。
  合計375Pts(約350円)


昼食後、スペイン広場 Plaza de España へ。

スペイン広場は、正方形ではなく半円形に作られている広場。
そのスペイン広場を取り囲むように建物があり、市庁舎と軍部がおかれています。

広場に面する廊下の手すり下には、スペインの各県(県という言葉が適切であるかどうかは不明)を紹介する絵がタイルで作られていて、各県の特徴や歴史などが紹介されています。
これは大変興味深く見ることが出来き、見ていて楽しかったのでオススメ。


Sevilla3.jpg
 スペイン広場 (Photo(c)桜坊主)


今日、たまたまセビーリャの街では、自転車のロードレースが開催されるようです。
道路は警察官や大会関係者による規制がひかれ、道路沿には露店が立ち並び、街はお祭りムード。

スタート時刻まで、少し時間があったのでバルに入ると、そこにも警察官がビール片手にスタート時刻まで時間をつぶしているようです。
立ちながらビール片手に警察官達は何やら盛り上がっています。
思わず、『おい!今から仕事ちゃうんか?』と突っ込みたくなりました。
そんなことはお構いなしでグビグビ飲んでいる警察官がそこにいました。
スペインと言うお国柄なんでしょうね。


Sevilla1.jpg

Sevilla2.jpg
 セビーリャでの自転車レース (Photo(c)桜坊主)


自転車競技のルールはほとんど知りません。
しかし、無知な私でも自転車の走るスピードにはビックリしました。
5人1チームくらいで走っているようなのですが、1台でも転倒するとどうなるのか、考えただけでもゾッとしました。



夕食は“定食”のある店を探しました。
1皿目は魚料理(何の魚か知らないが大きいのが2匹・ポテト・レタス・トマト)
2皿目は豚肉料理(大きい豚肉2枚・ポテト・レタス・トマト)
そしてビール2杯。

めちゃくちゃ美味しいわけではなかったのですが、でも味には満足。
そして料金950Pts(約900円)で、安いし大満足でした。



夜は、本場フラメンコを見に行きました。
しかし、2時間のショーでも最初の1時間くらいは眠かったんです。
と言うのも、グラナダのフラメンコとあまり変わらなかったから…。

ところが、長身の男がソロで踊ったあたりから、だんだん盛り上がってきて、残りの1時間は盛り上がりっぱなし。カスタネットを使ったフラメンコも、可憐でよかったです。


Sevilla5.jpg

Sevilla4.jpg
 本場セビーリャのフラメンコ (Photo (c)桜坊主)


ショーを見た後、飲み足らずに、再びバルへ。
ワインを注文し、タパスを何にしようか悩んでいると、

 店 員 『肉を切るか?』

 桜坊主 『えっ、いいの?』

 店 員 『ええよ!』


せっかくなので、厨房に入り、ナイフ片手に豚の足を切らせてもらいました。


Sevilla6.jpg

Sevilla7.jpg
 バルにて (Photo (c)桜坊主)



1998/08/11

今日は8:20起床。
ゆっくり起きて、9:30チェック・アウト。
荷物を預かってもらい、出発までもう少しセビーリャをブラブラすることにしました。

スペインでの定番、朝食はバルで取ることに。
セビーリャでは何回バルでお世話になったでしょうか。



まずは、カテドラル Catedral とその横の ヒラルダの塔 Giralda へ。

カテドラルは、ローマのサンピエトロ寺院よりも小さいそうでしたが、建物は大きく、スケールもデカかったです。

ヒラルダの塔へ登ると、そこからのセビーリャの景色は最高で、塔を登った疲れもいっぺんに吹っ飛びそうなくらいの絶景でした。


Sevilla8.jpg
 ヒラルダの塔から眺めるセビーリャの街(手前はアルカサル) (Photo (c)桜坊主)


そういえば、今回の旅では、どの街でも高いところに登り、素晴らしい景色を眺めていたように思います。



カテドラルを出て、アルカサル Alcázar へ。

最初はあまり面白くなかったのですが、奥に入るにつれて次第に面白くなりました。
各国の植物を集めた庭は良かったので、時間があればもっとゆっくり見たかったです。
建物も細かなところの細工が良く、感激しまくりでした。



いよいよフランス・パリへと向かいます。
まずは、セビーリャからAVEでマドリッドへ。
マドリッドから寝台列車でパリへと向かう予定でした。
すでに予約は取っているので、列車にさえ乗れば、明日はパリです。


18:20マドリッド到着。
次は19:00発パリ行きの寝台列車なので40分の乗り継ぎ。ゆっくりできます。

ところが、ここで大変なことに気が付いたのです。
それは、マドリッドには複数の駅が存在している、ということでした。

到着したのが、なんとマドリッドのアトーチャ駅。
パリへの寝台列車はチャマルティン駅発だったのです。

と言うことは、移動しなければならない。

残り時間40分。

果たして行けるのだろうか。。。


パニックに陥った私は、どうやってチェマルティン駅へ行こうか考えました。

地下鉄だとアトーチャ駅から15駅目で乗り換えて、さらに1駅。
これでは遠すぎ、しかも間に合わない。

焦っていると、駅員がいたので聞くことに。
ところが、駅員が話すのはスペイン語。
訳がわからず、その駅員の言われるがままについていくと、駅長室へ。
そこに英語が話せる駅員がいたので説明を受けました。

それでも、英語力のない私にはほとんど理解できなかったのですが、どうやら国鉄でチェマルティン行きの直通電車(約15分)があるとのこと。

ホームまで案内してもらい、無事、19:00発のパリ行きに乗ることができました。


寝台車では同じ歳くらいのオーストラリア人と友達になりました。
彼は、お金節約のため、夕食はビスケットで済ましていたのですが、僕はあまりの空腹でオーストラリア人に付き合えず、食堂車両へ。
貧乏旅行といえども、まだまだ私の旅は裕福なようです。

食堂車では、ペルー人と同じテーブルになりました。
彼は、モロッコに住んでいるとのことでしたが、パリに住んでいる妻に会うため、この列車に乗っているのだと言います。
彼は、5ヶ国語を話し、話題は豊富、マナーもちゃんとしていて、見るからにジェントルマンでした。それに比べ私は・・・


食事後はベットに入り、明日のパリでの行動を考えながら眠りに落ちました。



    【次回に続く】


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2008年07月05日

Europe98 -17- スペイン・コルドバ

spain.gif
1998/08/09


この旅の第一目的地、ジブラルタルのヨーロッパポイントに昨日到着
とりあえずは、この旅のメインイベントは終わりました。

あとは、フランス・パリから帰国するだけ。
それまでの間、自由時間となります。


ホテルをチェックアウトし、スペインとの国境へと歩きました。
ホテルからひたすら歩き、アルヘシラスへ向かうバス停ラ・リネアに着いたのは何と30分後。

昨日は、日没までにヨーロッパ・ポイントへ行こうと必死だったので、こんなに遠くにあるホテルに泊まっていたとは気づきませんでした。


ラ・リネアからバスに乗って40分後、アルヘシラスの駅に到着。
しかし次の列車まで1時間ほど時間があったので、街をブラブラすることにしました。


アルヘシラスの街は港とホテルが並んでいるだけ。
特に観光名所もなく、お土産屋も全く見当たりません。

仕方なく、スペインではめっきり定番になったバルに入り、ビールを飲むことに。



バルを出て駅に向かおうとした時に、一人の男が声を掛けてきました。
しかしスペイン語なので、何を言っているのかわかりません。
ですが、身振り素振りで大体のことは理解できたんです。


男  『君、なかなかいい靴履いてるな!』

と男はニコリともせず、私の靴を指差しました。

男  『俺の靴を見てみろ、指先がボロボロだろ!』

と男は苦痛の表情で、自分の靴を指差します。

男  『特に、この靴を履いて歩くと、この辺が痛むんだ!』


と、今度は私の左足の親指を強く押します。

私は『何すんねん、おッさん。痛いやんけ・・・』と心で叫んでいました。


と、その時、男の右手が私のお尻の右ポケットを探っていたのでした。


  えっ?
スリ?・・・・?



私はその男の手を振り解き、

 『お前なにしとんねん、ボケ! どっか行け!』

と、遠いスペインの異国の街で叫んでいたのでした。しかも日本語で。。。



それにしても、凄いテクニックでした。
完全に私の意識は自分の左足親指にあったので、全くお尻の財布には意識がなかったのです。
たまたまそのポケットにホックがついて、そのホックが硬かったために、男は財布を取れなくて苦戦していたのです。

気づいてよかったぁ〜。




よく考えてみると、ちょうどこの頃、旅に慣れはじめて緊張が途切れていた時期だったように思います。 気が引き締まる思いでした。



コルドバに到着。
しかし、街はゴースト・タウンであるかのように人がいない。
日曜日だからかもしれません。


まずはホテル探し。
目当てのホテルに到着し、部屋の有無を尋ねると、ツインの部屋をシングル料金で泊めてくれるといいます。これはラッキー。しかも朝食はパティオ(ホテルの中庭)で食べることができので、一発で決まり!


Cordoba1.jpg
Córdoba Hotel LOS OMEYAS (Photo(c)桜坊主)

1泊4000Pts(バス・トイレ・テレビ・エアコン付き)・朝食500Pts
にいちゃんがいい人で、メスキータからも近い。オススメの宿!




コルドバへ来るとやはり メスキータ Mezquita(モスク) へ直行でしょうね、やはり。

入口で入場料を払い、まずは噴水へ。
みんなが裸足で噴水の中に足を突っ込んでいる様子は、ちょっと異様。

Cordoba2.jpg
メスキータ(Photo(c)桜坊主)


これは信者達が足を清めてモスクに入るためだと言います。
もちろん、私も一緒に足を突っ込みました。


メスキータ内に入ると、赤と白のレンガを使ったアーチ状の柱が、規則正しく並んでいるのが見られます。


.
メスキータ(Photo(c)桜坊主)


この建築の素晴らしさに、開いた口がふさがらず、馬鹿な観光客の表情のまま私は立ち尽くしていました。昨日、列車でドイツ人にコルドバを勧めもらってホント良かったです。



街に流れるグアダルキビール川を渡り、ラ・カラオーラ La Calahorra へ。

橋を守るために造られた要塞ですが、小さな建物でした。
その屋上からコルドバの街を眺めることができるのですが、これが絶景。
白い家が多く、アンダルシアの町並みを見事に演出していました。


Cordoba4.jpg
ラ・カラオーラから眺める景色(Photo(c)桜坊主)



夕食後、飲み足りなかったので定番のバルへ足を運びました。
赤ワインを飲もうと思い、店員に話し掛けたのですが。。。

私 “Red wine,please!”

と涼しい顔で店員に注文。しかし、店員の頭の上には“???”

私がもう一度“Red wine,please!”と言うがまたも伝わらず。
こっちの頭にも“???”

私  “Red !” 。。。 “Red !” 。。。 “赤や、赤。 わからんのか?” 

と思わず日本語。

ココで、我ながらいいアイデアを思いついたんです。
コーラのサーバーを指差し。。。

私  “Red !” 

・・・伝わったかな。

すると、店員はグラスにコーラを入れ始めたのでした。失敗たらーっ(汗)


私  ちゃうがな。。。レッド・ワインやんか。。。” 


慌ててグラスを指差し、“チャウチャウ”のジェスチャー。


しかし、なかなか伝わらない。


しまいに私も店員もアホらしなってきて、声を出して笑うしかありませんでした。



いよいよ最終手段です。

私はカウンターに乗り出して、カウンターの下に並べてあるワインのボトルを指差した。


私  “それや!それ!”


やっとの想いで私の“赤ワインが飲みたい!”という気持ちが伝わり、店員はグラスにワインを注いでくれたのです。


ワインを飲んでいると、さっきの店員が寄って来て、

店員  “アカ”“シロ”・・・。


私  “なんや、わかっとんねんやんけ!”


。。。やっぱり、お互い笑うしかなかった。。。

。。。もちろん、店内みなさんが笑っていました。。。たらーっ(汗)


Cordoba5.jpg
楽しいひと時を過ごしたバル(Photo(c)桜坊主)



    【次回に続く】


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2008年04月05日

Europe98 -16- イギリス領ジブラルタル

great_britain.gif
1998/08/08



イタリア・ローマから出発した今回のひとり旅で、 “唯一の目標地”だった“ジブラルタル”に向けてグラナダを出発しました。


目的は、ジブラルタル(ヨーロッパ大陸)からアフリカ大陸を眺めるためです。


6:30に起床し、7:15に宿をチェックアウトを済ませ、昨日出あった杉山さんと私はグラナダ駅へと向かいました。


トーマスクック・ヨーロッパ鉄道時刻表
の“European Timetable”で時間を合わせ駅へ行ったのですが、目当ての列車が存在しません(時刻表変更?)。

駅員に聞くと、その時間には列車はなく、一番早い電車に乗ったとしても、ジブラルタル到着が夜になるのでは、ということでした。

ロンダへ行く予定の杉山さんはバス移動に変更するというので、ここお別れ。

僕の方は、ジブラルタルの後、セビーリャへ行く予定だったので、

 セビーリャからマドリッドへのAVE(スペインの新幹線)の予約
 マドリッドからパリへの寝台列車の予約


を取り、残りの日程と行きたいところ・・・ゆっくり周るか、バタバタと周るか・・・どっちがいいのだろうと駅の改札でひとり悩んで時間をつぶしました。


その時、昨夜のタブラオ・ショーで一緒だった謎のカップルとバッタリ。
その女性が

 「やっぱりスペインに来たら、マラガとジブラルタルへは行かないと!」

その一言がきっかけで、今日は無理してでもジブラルタルを目指すことに決定。

その謎のカップル達はポルトガルに向けて出発したのでした。



一番早い列車出発まで、まだあと2時間。
アルハンブラ宮殿を眺めながらカフェで朝食。
絵葉書を書いたり、日記を書いたりして時間を潰しました。


9:51 ボバディラ Bobadilla 行きの普通列車に乗り込み、ジブラルタルを目指しました。

ボバディラへは約2時間で到着。
そこで、今度はアルへシラス Algeciras 行きの列車に乗り換えます。
ボバディラからアルヘシラスまで更に普通列車で2時間半。
アルヘシラスに着いても、ジブラルタルとの国境までバスに乗らねばなりません。


アルヘシラス行きの列車の中で、ドイツ人と出合いました。
彼もバックパッカーで、スペインをブラブラしていると言います。
ドイツ語、英語、フランス語、スペイン語が話せる彼から、『是非コルドバへ行け』と勧められました。

ジブラルタルの後、セビーリャに行く前にコルドバへ行くと彼につげ、それぞれの席へとわかれました。

列車連結部での会話。
たった10分間の会話でした。

いい情報が得られ、しかも楽しいひとときを過せ、やっぱり“旅”はいいなぁ〜と実感した瞬間でした。

Gbmen.jpg
 列車で出会ったドイツ人 (Photo (c)桜坊主)


アルヘシラス到着後、駅近くのバスターミナルからラ・リネア La Línea 行きのバスに乗ります。
約40分で、ジブラルタルとの国境付近のバス停に到着。

そこから国境まで歩いて3分。
そこにイギリス領ジブラルタルへのイミグレーションがあります。


『スタンプ プリース!』と言うと、笑顔でスタンプを押してくれる係員。

ヨーロッパではなかなかスタンプが貰えなかったので思わずニッコリ。
しかも、変わったスタンプだったのでラッキーでした。

Gbstamp.jpg
 ジブラルタルへの入国スタンプ (Photo (c)桜坊主)


イミグレーションを通過すると、すぐそこは飛行場の滑走路。
歩いて国境を渡るのは初体験です。
滑走路を横切り、街中へ向かって歩きました。

Gb1.jpg
 ジブラルタルのシンボルである岩山
 (Photo (c)桜坊主)



Gb2.jpg
 国境越えは飛行場の滑走路を横断 (Photo (c)桜坊主)



街へ向かう途中、エンストで困っている現地の青年達に声をかけられました。
車を押すのを手伝ってほしいといいます。
急いでいたのですが、断われず手伝うことに。
そして車は何とかエンジンがかかり、ホッとしました。

その彼らには、安宿の場所やメインストリートへの道が聞けたので良かったです。

Gb3.jpg
 ジブラルタルで出会った青年達 (Photo (c)桜坊主)


pm8:00、ホテルにチェックイン。
日没までにヨーロッパ・ポイントへ行きたかったので、荷物をベットに放り出して部屋を出ました。

フロントで道を聞き、ホテルを出るや一目散に走りました。

ホテルからヨーロッパ・ポイントへの道は、アップダウンの繰り返し。

何でやねん! と思いながらひたすら走りました。

少しでも早くヨーロッパ・ポイントへ!という気持ちが強く、走り続けました。


そして、やっとヨーロッパ・ポイントへ到着。

  1998・8・8 pm8:08

このときの感動は、ここでは書けないくらいのものでした。

Gb4.jpg
 ヨーロッパ・ポイント (Photo (c)桜坊主)



初めてのひとり旅

たった一つの目標としていた場所

日没までに何とか到着したいと、心臓に鞭打って走りつづけた自分

これまでのいろんな出来事


・・・・・


到着したときは感無量でした。



残念ながら、海上にガスがかかっておりアフリカ大陸を望むことができなかったのですが、ここまで来れた充実感で十分でした。


 いつかまたここに来よう!


そう思ってヨーロッパ・ポイントを後にしました。


この旅のひとつの目的を達成しました!


Gb5.jpg
 アフリカ大陸の方角を眺める老夫婦 何を語っているのでしょう



    【次回に続く】


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2008年02月17日

Europe98 -15- スペイン・グラナダ

spain.gif
1998/08/07


マドリッドからグラナダへの寝台列車で、スペインをひとり旅している杉山さんと出会いました。

その杉山さんと今夜は一緒に宿を取ることに決め、アルハンブラ宮殿に近い場所で宿探しを始めました。

ヌエバ広場からゴメレス坂をアルハンブラ宮殿へ向って登り、偶然にもその坂道途中で宿を見つけることができました。アルハンブラ宮殿まではすぐそこです。

 Hostal Britz ★ オススメの宿
  ヌエバ広場からゴメレス坂に入ってすぐ。
  玄関は常にロックされており、ベルを鳴らして開けてもらう。
  場所的にもアルハンブラ宮殿近くで、宿の安全性も抜群に良い。
  フロントのお姉ちゃんも人がいい。
  フロントで水やビールも安く買えて貧乏旅行者には好都合。
  ツイン1泊:3500Pst(トイレ・シャワー共同)
  杉山さんと割勘なので1人1750Pst。安い!
  (1998年当時 100Ptsスペイン・ペセタ=100円)



宿に荷物を置き、早速アルハンブラ宮殿 Palacio de la Alhambla へ。

すでに観光客でごった返しており、チケット購入のため約30分並びました。
(夏期の観光客は半端な多さではなく、そのため入場制限もあるとか。できれば朝一番に並ぶのがベスト!)


まずは、王の夏期の別荘だったヘネラリファGeneralife へ。
ここは花と水による演出が素晴らしく、訪問者の心を落ち着かせてくれます。
さすが別荘だけあって凝った造り!
あの花々と水の饗宴を職場でも実現することができれば、なんて素晴らしいだろうと思いながら歩きました。


次はアルカサバAlcazaba へ。
ベラの塔 Torre de la Velaから眺めるグラナダの街、そして何と言っても古い街並みのアルバイシンAlbaicín を眺めたときは、ため息が出るほどの素晴らしい景色でした。

Granada2.jpg
 アルハンブラ宮殿ベラの塔から眺めるアルバイシン (Photo(c)桜坊主)


そして、いよいよ王宮Casa Real へ。
入口を入るとメスアールの宮殿内部です。
そこを抜けるとアラネヤスの中庭に出ます。

アラネヤスの中庭 Patio de los Arrayanes はグラナダの典型的な庭園とされているだけあって、花と水の調和がこれまた素晴らしかったです。
また、アラネヤスの中庭に隣接されているコマレスの塔。
ここの内部に大使の間という部屋があるのですが、ここの天井は必見です。
上を向きすぎて首が痛くなっても見る価値あり!

アラネヤスの中庭から、12頭のライオンに支えられた噴水が有名なライオンの中庭Patio de los Leones へ。時計の役割を果たしていたとか。

Granada4.jpg
 ライオンの中庭 (Photo(c)桜坊主)


王宮への入場は時間指定されています。
混雑を解消するためなのでしょう。
時間が余った人は、入場門付近にある売店でビールを!
王宮とアルカサバ、そしてアルバイシンを眺めながら飲むビールは格別です!

Granada3.jpg
 王宮から眺めるアルカサバとグラナダの街 (Photo(c)桜坊主)



アルハンブラ宮殿を後にし、街へ出ました。

まず向かったのが王室礼拝堂 Capilla Real 。

あまり印象に残るようなものではありませんでしたが、王室礼拝堂の横の路地に出ている露店が面白かったです。訳のわからない板を無理に売ろうとするおばちゃんに大苦戦しました。


王宮礼拝堂の横に隣接するカテドラル Catedral は、天井が高く、飾られている絵が凄かったです。
大きいパイプオルガンが2つあって、聖歌の楽譜には遠くからでも見えるようにと、直径2cmもある大きな音符で描かれていました。



グラナダでもフラメンコが見れるというので、宿で予約を入れました。
宿で予約すると3500Pstが3000Pstに。
pm9:15にバスが宿まで迎えに来てくれ、予約しているお客をあっちこっちで拾って、サクロモンテの丘の洞窟にあるロス・タラントスLos Tarantos へと案内してくれます。
 (グラナダのロス・タラントスのタブラオは有名です!)


グラナダのタブラオ・ツアー

Granada5.jpg

初めて見るフラメンコ。
拍手とステップのスピードと地響きに圧巻させられました。
ステージではダンサー5人が入り乱れてのフラメンコ。
途中、少女がステッキを持ってのフラメンコもあり、なかなかの見ごたえ。
スペイン名物サングリアを飲みながらのフラメンコ観賞はオススメです。



終わったのは23:00頃でした。
そのあと、ツアーは夜のアルバイシンを散策。
ライトアップされたアルハンブラ宮殿が見れる丘へと歩き、グラナダの夜景を眺めました。

これは本当に最高でした。ひらめき


宿に帰ってきたのが1:00。
しかし、グラナダのあっちこっちのBARやレストランでは、夕食を楽しむ家族や、サングリアをジョッキで飲んでいる若者で賑わっていました。もう1:00だというのに…。すごい国です。


    【次回に続く】


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2008年01月26日

Europe98 -14-スペイン・マドリッド

spain.gif
1998/08/06


昨夜バルセロナを出発した列車は朝7:00、マドリッドに到着しました。

寝台列車はこれで2回目。
意外に快適なのでクセになりそうでした。

寝台車に乗り込み寝てしまえば、勝手に国境を超えています。
しかも1泊分の宿泊代も浮きますから、たまには良いかもしれません。


マドリッドに到着してすぐに、セビーリャからマドリッドへのAVE(スペインの新幹線)と、マドリッドからフランス・パリへの寝台列車の予約を取りました。

寝台列車は11日の19:00マドリッド発パリ行きを予約したので、スペインでの残りの日数は、今日を入れて5日となりました。

アンダルシアをブラブラしたいので、大急ぎの旅になりそうです。あせあせ(飛び散る汗)



まずは、地下鉄に乗って、プラド美術館 Museo del Prado へ向かいました。

マドリッドの中心“プエルタ・デル・ソル Puerta del Sol”で降りて、東に向かって歩くとプラド美術館に辿り着きます。
(バンコ・デ・エスパーニャで降りても良い)

Madrid2.jpg
 プラド美術館のチケット (Photo (c) 桜坊主)

 入館料500Pst(1998年当時 100Ptsスペイン・ペセタ=100円


プラド美術館は、西洋美術に疎い我々でも、有名な絵画(CMなどでおなじみの絵画)が多く楽しめるオススメの美術館です。

特に、スペイン絵画では、フランシス・デ・ゴヤの『着衣のマハ』と
『裸のマハ』や、『5月3日』は印象に残る絵画でした。

その他、エル・グレコや、フラ・アンジェリコの『受胎告知』、ブリューゲル、ルーベンスなどの絵画もじっくり見ることができます。


  ★プラド美術館のホームページはココをクリック!



プラド美術館を約2時間鑑賞し、次にソフィア王妃芸術センターMuseo Nacional Centro de Arte Reina Sofiaへ向かいました。


ピカソ『ゲルニカ』を見るためです。


しかし、『ゲルニカ』の前で30分間この絵とにらめっこしましたが、私にはあの絵画の良さがわかりませんでした。たらーっ(汗) まだまだ甘いですね、私も。

その他の展示品はいまひとつで、『ゲルニカ』を見るために行く美術館です。



アトーチャ駅から地下鉄に乗って次は、王宮 Palacio Real に向かいました。

宮殿に到着後、横の公園でちょっと昼寝。眠い(睡眠)
あまりの暑さ(気温41℃)に少しバテ気味だったので、すぐに眠りに落ちました。
(30分ほど寝て、目が覚めました。ぴかぴか(新しい)


王宮の感想を先に書いてしまうと、

 “あまり期待せずに来たマドリッドの王宮でしたが、めちゃくちゃ感激”

しました。

フランスのベルサイユ宮殿を真似て鏡を多く使った大食堂や、我々が想像できるであろう贅沢の域をはるかに超えた宮殿内は、見所いっぱいです。

『地球の歩き方』には、投稿者が「ビデオを持参してくれば良かった」とコメントしていましたが、まさにその通りの素晴らしい観光スポットでした。

Madrid1.jpg
 王宮にて桜坊主 (Photo (c) 桜坊主)



マドリッドにはあまり興味がなかったので、1泊せずにグラナダへ向かいます。

グラナダ行きの寝台列車の発車時刻まで時間があるので、マドリッドの中心にあるレティーロ公園Parque del Retiroでぼーっとすることにしました。
ベンチに座り、ここでも昼寝。眠い(睡眠) 約40分ほど熟睡しました。


夕方6〜8時まで、グラン・ビアやプエルタ・デル・ソル周辺のバルめぐり

ビールビールビールビールビールビールビールビールを何杯飲んだでしょうか、結構フラフラでした。たらーっ(汗)
タパス(スペイン風つまみ)もあっちこっちで注文し、お腹もはちきれそう。ダッシュ(走り出すさま)


今日のマドリッドの最高気温は41度。晴れ
死にそうに暑かったです。たらーっ(汗)たらーっ(汗)たらーっ(汗)



    【次回に続く】


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2008年01月10日

Europe98 -13- スペイン・バルセロナ Day2

spain.gif
1998/08/05


朝、グラナダ行き寝台列車のチケットを取るため、駅へ向かいました。
しかし、あいにくの満席。
仕方なく行く気のなかったマドリッドへの寝台列車を取ることにしました。


チケットを購入後、まずはモンジュイックの丘 Montanya de Montjuic へ向かいました。


1992年に開催されたバルセロナ・オリンピックのメイン会場“オリンピック・スタジアム Estadi Olimpic”を見学に行き、陸上競技をやっていた頃のことを思い出しながら、スタンドでゆっくり競技場を眺めました。


モンジュイックの丘を下り、再びランブラス通のコロンブスの塔へ。

途中、昼食時間だったこともあり、パエリアを食べにレストランへ入りました。
美味しかったのですが、思ったより値段が高かったのでビックリ。
こちらの人にとっても高く感じると思うのですが・・・1160Pst
1998年当時 100Ptsスペイン・ペセタ=100円)。


天気もいいし、列車の出発まで時間も余りに余っているので、海岸方向へと歩きました。

向かうはバルセロネータBarceloneta。

barcelonata.jpg
 バルセロネータ (Photo (c) 桜坊主)

ここバルセロネータは、地中海を見ながらのんびりできる海岸。
太陽の光がサンサンと照りつけ、海側から吹く風が心地よく、ボーっとするだけでも満足できます。

しかしイタリア・リド島で感じたことと同じく、水着を持って来なかったことを後悔しました。

今回は、上半身裸になり約30分の日焼けタイム。いい感じで焼けました。



バルセロネータからランブラス通り、グラシア通りを歩き、ガウディが

   “直線を徹底的に排除して造った”


と言われるカサ・ミラCasa Mila へ向かいました。


Barce5.JPG
 カサ・ミラ (Photo (c) 桜坊主)

エレベータで屋上へあがるのですが、1つ下の展示室へまず入りました。
フィルムを使ってガウディの作品を紹介しているこの展示室では、作品の表面だけでなく、中、裏、内など、パッと見て素人にはわからない部分を紹介してくれています。気づかない部分を気づかせ、その後の鑑賞に役立つようにできていました。



カサ・ミラを見学後、地下鉄に乗って、再びサグラダ・ファミリアへ。
ここに来るとなぜかホッとします。

サグラダ・ファミリアの横にある公園のベンチに座り(このポジションがまた最高の眺め)、時々ベンチで睡眠を取りながらじっくり鑑賞しました。


旅を重ねていくにしたがって、自分の中で変化が起きていることに気がつきます。

旅の始めはあれだけ警戒心がつよかったのに、今では平気で公園で昼寝。

観光地だというのもあるのでしょうが、すっかり慣れてしまっています。


サグラダ・ファミリアを堪能したあと、サンタ・マリア・ダル・マル教会へ行きましたが、礼拝する人々より、物乞いする人の数の多さにビックリ。

ここは一体何をするところなのだろうか?とさえ思うほどで、来なければよかったと後悔しました。

この地域(一角)は、ひょっとすると夜の危険地域なのかもしれません。


ついでに、近くのカテドラル Catedral へ入りました。

こちらは中に入った途端、ロウソクの数にビックリ。
「光がスゴクきれい!」などという感想よりも、「今までこのような雰囲気のカテドラルがあっただろうか」という印象のほうが強かったです。

ここも物乞いの人の多さにまたもビックリ。


そろそろ出発の時刻。
地下鉄に乗るため階段を下りていると、不思議な気分になりました。

後ろ髪を引かれるというか、バルセロナが恋しいというか。

バルセロナを去ることが少し淋しい、そんな気分になりました。

 バルが良かったのか
 街がよかったのか
 人が良かったのか
 海がよかったのか
 ガウディの建築物が良かったのか


何が自分の中でフィットしたのかわからないのですが、「いつかまた来るぞ!」という強い気持ちを持ってバルセロナを後にすることができました。


バルセロナ。


すべてが良かったのだと思います・・・



    【次回に続く】


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2007年12月27日

Europe98 -12- スペイン・バルセロナ Day1

spain.gif
1998/08/04


スイスのジュネーブから乗った寝台列車は、翌朝5:27、スペインの北東に位置し、フランスとの国境付近にあるポル・ボウという駅に到着しました。

ポル・ボウ駅でバルセロナ行きの列車へ乗り換えます。

バルセロナ行きの乗換え時間まで約2時間。
やることもなく、駅でボーっと過ごすことになりました。

スイスからの入国ということで、もちろんスペインの通貨であるペセタを持っておらず、水すらも買うことができない状況でした。たらーっ(汗)
国境を超える時は、事前にその国の通貨を持っておくべきだったと後悔しました。


バルセロナへは予定より1時間半遅れで到着。
いよいよスペインの旅が始まります。


到着後、いつもの宿探しから始まりました。
ランブラス通 Las Ramblas の一番南に位置する“コロンブスの塔”から探し始めましたが、ランブラス通からグラシア通の約2kmをなんども往復しながら探したのですが、いい部屋が見つかりませんでした。


結局、シャワー・トイレ・テレビつきの贅沢な部屋にチェックイン。

Hotel CATALUÑ
 カタルーニャ公園からランブラス通に入って1つ目の道を左へ。
 周りにバルや地下鉄、しかも人通りが多く立地条件バッチリ!
 1泊:6000Pst(シャワー・トイレ・テレビ・朝食付)
   (1998年当時 100Ptsスペイン・ペセタ=100円)


荷物を置き、早速バルセロナの街を散策です。

まずはランブラス通りを散歩することにしました。
歩行者天国のようなこの通りでは、カフェやお土産屋、商店が建ち並びます。
また、大道芸人によるパフォーマンスをあっちこっちで見ることができ、散策しているだけでワクワクしました。

Barce6.JPG
ランブラス通りの大道芸人 (Photo (c) 桜坊主)


驚かされたのはTATTOの店が多かったこと。
お客の大半が女性で、女子高生や女子大生風のお客さんが多かったのにはビックリしました。


次に向かったのは、バルセロナの街を一望できるグエル公園Parc Guumlell です。
ガウディが未来の住宅地を構想しただけあって、ユーモアあふれる素晴らしいつくりでした。 (資金面のトラブルで住宅地が公園になったとか。。。)
椅子の模様や迷路のような通路など、散歩しながらいろんな発見ができるこの公園はオススメです。

Barce1.JPG
グエル公園にて桜坊主 (Photo (c) 桜坊主)


また、バルセロナの街を見下ろす景色もこれまた絶景!
グエル公園の魅力の一つです。




グエル公園を散歩し、次はサグラダ・ファミリアまで歩いくことに決めました。
『地球の歩き方』の地図を頼りに歩き始めたのですが、道に迷ってしまったようです。
通りすがりの人に道を聞いてみたものの、これが反対方向へ歩いていたりと大苦戦。
しかも、バルセロナの街でも、グエル公園付近は丘になっており、坂道が多いのです。
登っては降りての連続で、足が棒のようになりました。

そしてやっとの想いで、サグラダ・ファミリアに到着。
到着した時の感動は、言葉には表すことができません。

サグラダ・ファミリア聖堂 Temple de la Sagrada Familia

Barce4.JPG
サグラダ・ファミリア(Photo (c) 桜坊主)

バルセロナを訪れた人は必ず行くサグラダ・ファミリア。
噂どおり未完成であっても、そびえたつ8本の塔をもつ聖堂は本当に素晴らしかったです。

入口側は、人の像が一杯並んでいて、どこか大雑把な感じ。
逆に出口側から見ると、イタリア建築っぽい細かなつくりで、スゴイ!のひとこと。
いろんな顔を見せるのが、サグラダ・ファミリア聖堂の凄さと言えるでしょう。

Barce2.JPG
サグラダ・ファミリア内の工事現場 (Photo (c) 桜坊主)




塔の中には階段が“らせん状”に張りめぐらされており、塔の先端付近まで登ることができます。(800Pst) 途中4本の塔(聖堂の前後に4本ずつある)は廊下でつながっており、あっちこっち移動が可能。

ここからもバルセロナの街を見渡すことができ、眺めも最高でした。

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サグラダ・ファミリア (Photo (c) 桜坊主)




夜はバルでビールを飲みながら、多種多様なタパス(アテ)を注文。
1杯100円程度の冷えたビールは美味く、オリーブオイルで味付けしているキノコや海老なども、最高の味でした。

2軒ほどバルを回り、飲みすぎてふらふらしながら宿に帰りました。


    【次回に続く】


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2007年11月18日

Europe98 -11- スイス・ローザンヌとフランス・エビアン

swiss.gif
1998/08/03


今日もフランス・シャモニーは相変わらずの曇り空。
結局、モンブランの雄姿を見ることなく、7:59の列車に乗ってシャモニーを発ちました。


来た道を折り返す感じで、マルティニまで向かい、そこでジュネーブ行き列車に乗り換えます。
その列車はレマン湖に沿ってスイスの西側へ向かいます。

レマン湖周辺に見所がたくさんあるのは知っていたのですが、少しでも早くスペインに行き、スペインをゆっくり旅したいと思っていたので、とりあえずローザンヌまで行きました。


ローザンヌに到着後、まずはジュネーブからスペイン・バルセロナへの寝台列車のチケットを取るため、カウンターに並びました。

しかし、乗りたかったバルセロナへの直通列車が満席で取れず、代わりにスペインとフランスの国境付近に位置するポートボーへ向かい、そこで乗り継いでバルセロナに入る方法をとりました。
とりあえず、スペイン・ポートボー行き寝台車のチケットをゲットです。

ユーレイル・パスがあったので、追加料金11SFr。 (1998年当時 1SFrスイスフラン=100円)


切符売り場で順番を待っていると、駅構内で自転車に乗っている変わった?日本人男性と出会いました。
その人の名は、山本さん。(どこかで聞いた名前)

何気なしに挨拶し、そこから話が盛り上がり、ちょうど昼頃だったので駅近くのマクドナルドで昼食を共にすることになりました。
 (ビックマックセットが約1,000円。高いですよね!)


話を聞くと、山本さんは2ヶ月前、日本から持ってきた自転車でヨーロッパを周り始めたと言います。
ギリシャ、イタリアを経て、先日、スイスに入ってきたそうです。
山本さんは、スイスの後、南フランスを経由してスペインへ向かう予定だと話してくれました。
実は山本さんは建築家で、ガウディの建築物を見るのが一番の楽しみなのだとか・・・。


せっかく出会ったので、ふたりでレマン湖を船で渡り、フランス・エビアンへ行かないかと誘うと、快くOKしてくれました。(ユーレイル・パスがあればレマン湖への船代のタダ)

lausanne1.jpg
 山本さんと桜坊主 (Photo (c) 桜坊主)


エビアンは何もない街でした。
しかも今日は日曜日でほとんどの店は休業。
仕方なしに、絵葉書と切手を買い、カフェでビールを飲んでゆっくりしました。
山本さんのこれまでの旅の話を聞きながら、エビアンの街でのんびりビール。最高でした。


一息ついたところで、街を散策することに。
ぶらぶら歩いていると、あの有名なエビアンの絵の看板を発見しました。
どうやらエビアンの湧き水を使ったスポーツクラブだったのです。
なんという贅沢なプール。ミネラルたっぷりのプールで泳ぐってどんな感じなんでしょう。


evian.jpg
 エビアン (Photo (c) 桜坊主)


街のどこかに湧き水が飲める場所があるはずなのですが、見つけることはできませんでした。
船の時間が来たので、タイムアウト。
心残りのままエビアンをあとにしました。


再びスイス・ローザンヌへ船で戻り、船着場で山本さんと別れました。

自転車に乗った山本さんを見送ってから、私はオリンピック・ミュージアムMusee Olympiqueへ。
ここローザンヌは国際オリンピック委員会(IOC)の本部がある街なのです。

lausanne3.JPG
 オリンピックミュージアムの入場券 (Photo (c) 桜坊主)

  → オリンピック・ミュージアムへ

オリンピック・ミュージアムには今まで使われてきた聖火用トーチや、メダルの数々が展示されていました。
ちょうど長野オリンピックのビデオも放映されており、曙が出てきたときにはビックリ。
なかなか見ごたえのあるミュージアムで、スポーツが大好きな方にはオススメ・スポットです。

lausanne2.JPG
 日本語を話すスタッフ (Photo (c) 桜坊主)


オリンピック・ミュージアムを出て、次はノートルダム大聖堂へ向かいました。

ローザンヌの街を縦断するアプト式の地下鉄。
湖岸にあるウシー駅 Ouchy から坂を登る地下鉄に乗って、ローザンヌ中央駅を横切り、山側にある終点のフロン駅 Gare du Flon へ向かいました。(2.20SFr)

そこから徒歩でまだまだ坂道を登り、息を切らしながらスイスで一番美しいと言われるノートルダム大聖堂Cathedrale Notre-Dame へ到着。
教会内のステンドグラスは口コミ情報どおり素晴らしく、おまけに教会前から眺めるローザンヌの街とレマン湖の眺めもこれまた最高でした。


寝台列車に乗る前にローザンヌで夕食。
スイス最後の夕食はセルフ・サービスの店に入りました。
カレーライス、サラダ、エビアンをトレイに乗せレジへ。合計約14SFr。

クレジットカードが使えると思ってカードを出すと・・・「使えない」と言われました。たらーっ(汗)
残りの持ち金は10SFr。。。たらーっ(汗)
カレーは皿に盛り、サラダにもドレッシングをかけた状態。たらーっ(汗)
どうしようか。。。たらーっ(汗)たらーっ(汗)たらーっ(汗)


迷っていると、レジのお兄ちゃんが笑顔でディスカウント!
10SFrに! ありがたい!
どうなることかと思いましたが、胸を撫で下ろした瞬間でした。


夕食後、再びローザンヌ中央駅に行き、ジュネーブ行きの列車に乗りました。
ICに乗って約40分でジュネーブに到着。
スペイン・ポートボー行きの寝台列車を待ちました。

いよいよ明日の朝はスペインにいます。


    【次回に続く】


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2007年11月02日

Europe98 -10- ツェルマットからフランス・シャモニー

swiss.gif
1998/08/02


朝、7:00起床。ツェルマット最後の朝です。

昨夜降り続いた雨も上がっていたので、朝食前に教会付近まで散歩することにしました。

“ひょっとしてマッターホルンが見れるかも”

と期待したのですが、やっぱりその雄姿を見ることはできませんでした。バッド(下向き矢印)
『また、いつの日か訪れよう』、そう固く心に決めた桜坊主でした。


ツェルマットに来た最大の目的はマッターホルンを眺めることだったので、その雄姿が見れなかったのは非常に残念だったのですが、昨日のスイス建国記念フェスティバルに出くわしただけでもラッキーだったと思います。それだけでも本当は満足すべきなのです。


8月1日はスイスの建国記念日

このことを忘れずにいよう、と心に留めておきました。
そして2年後の新婚旅行で、再びツェルマット滞在が実現しています。

Zermatt2000.JPG
 マッターホルン ツェルマットより (Photo (c) 桜坊主)


Sunnegga2.JPG
 マッターホルン スネガより (Photo (c) 桜坊主)


Sunnegga3.JPG
 マッターホルン スネガより (Photo (c) 桜坊主)


朝食後、チェックアウト。
2日前のチェックインの時は42SFrだと言っていたのに、オーナーはニコニコしながら40SFrだといいます。ラッキーでした!
シャワーもたっぷり使い、抜群の朝食。文句なしに気に入ったホテルになりました。

もちろん、新婚旅行で訪れた時も、お世話になっています。
  (Hotel TANNEHOF★)

 

Zermatt1.JPG
 ツェルマット(Photo (c) 桜坊主)



france.gif


次の目的地はフランスのシャモニー

まずはブリーク行きの列車に乗り込み、フィスプ Visp で乗り換えます。
そこからスイスを西へと横断する列車に乗り換え、マルティニMartignyへ。
そこで再び乗り換えて、シャモニーを目指しました。


午後1:15、シャモニー着。
早速、宿探しに入ったのですが、駅にあるインフォメーションも、『地球の歩き方・ヨーロッパ編』もあてにならず、30分ほど宿を探したのですが、適当なところが見当たらず、結局、駅から近い2つ星ホテルに宿を取りました。2つ星ホテルは贅沢です。


そのホテルは、駅からAv.Michel Crozを歩き、1つ目の角に位置します。
1階がレストランになっているのですぐにわかる二つ星ホテル。
もちろん、値段が値段でしたから満足しました。
シングル(シャワー・トイレ・テレビ付)266F


スイスから離れると天気も変わるかもと期待しましたが、ここフランス・シャモニーに来ても天気は相変わらず。

シャモニーに来た最大の目的であるモンブランも見えないので、とりあえず昼食を取ることにしました。
ヨーロッパ独特のオープン・カフェでピザとビールを注文。
ビール片手に行き交う人々をボーっと見ながら、ピザを待ちました。

ピザが登場!

ナントピザが1枚丸ごと出てきたのです。
しかもそのサイズは異常なほどデカく、びっくり仰天の大きさでした。
小食の私にとっては大変な量です。

ところが、隣の白人カップルは、フォークとナイフを使ってピザを芸術的に食べており、
しかも、涼しい顔をして美味しそうに黙々と食べています。
何という食欲。何というフォークとナイフの手さばき。本当に凄かったです。

chamonix.JPG
  シャモニー(Photo (c) 桜坊主)

結局、あの“モンブラン”を見るためにシャモニーへ立ち寄ったのですが、今日は見れそうにありません。

昼食後もずっと仕方なしに街をブラブラ散歩したのですが、大きな街でもなく、結局時間を持て余すことになりました。
カフェでコーヒーを飲んだり、ビールを飲んだり。。。
ボーっとした時間を過ごしました。

でも、たまには「こんな時間もいいもんかな」と考えました。
急がず、焦らず、じっくり旅を楽しむのもいいかもしれないと・・・


ホテルへ戻り、テレビを見ていても天気が回復する気配もないので、
2泊の予定を1泊に変更して、明日は移動することに決めました。

次なる目的地は・・・

    【次回に続く】


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2007年10月22日

Europe98 -9- スイス・ツェルマット Day2

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1998/08/01


スイスに入った昨日からスッキリしない天気。
今朝も、朝から晴れているのか曇っているのかわからない天気が続きそうでした。

とにかく登山列車に乗って、ゴルナーグラート(Gornergrat)へ。
もちろん目的は、

 マッターホルンを見ること。

です。


zt.gif



ツェルマットが標高1620mに位置する街。
そこから一気に3130mへ約45分かけて登山鉄道で登ります。

ゴルナーグラードは、某コーヒーメーカーのコマーシャルにも登場し、たびたびテレビでも取り上げられます。
そこへ行けるのだと思うと、ワクワクしました。


上(ゴルナーグラート)へ上がっても、やはり強風の上、雨もパラパラ混じっていました。
到着後、ここからトレッキングを開始しても雨に濡れるだけなので、“山の天気は変わりやすい”という期待を胸にカフェで晴れるのを待つことにしました。



待つこと2時間半、雨は降ったり止んだりの連続で、なかなか晴れる気配もありません。

結局、それ以上待っていても無理だと判断し、ツェルマットまで歩いて下山することにしました。

雨の中のトレッキング。

最初の一歩が躊躇われましたが、思い切って踏み出したのです。雨



いざ降りはじめると、想像以上に強風で、立っているのもやっと。
しかも、雨が降り出し、フード付きのレインコートも持っておらず、びしょびしょになりながらの下山となりました。

しかし、自然に負けてなるものかと下山を続行。

でも、自然はそんなに優しくはありません。
木もない、避難場所もないこの山の中では、どうしようもありませんでした。

自然を前にして、人間の無力さを感じた時でした。


途中、Riffeiseeという湖を見ましたが、綺麗!というよりも、とにかく雨に濡れたくない、の一心で下山を続けました。
本当はここもじっくり散策したいポイントだったんですが・・・。

晴れていれば、マッターホルンが水面に写るそうなので、本当に残念でした。
 (逆さのマッターホルンは、よくパンフレットで見かけますよね)



下山を続けながら、晴れてくれるのを待ったのですが、雨は強くなるばかり。
結局、マッターホルンはもちろん、モンテローザも見ることができず、トレッキングも途中リタイアとなりました。あせあせ(飛び散る汗)

近くのRiffelbergという駅から登山鉄道に乗車し、下山したのです。



ホテルに戻り、温かいシャワーで身体を暖め、着替えたあと昼寝。
雨に濡れ、慣れないトレッキングの後だからか、一瞬で熟睡でしきました。眠い(睡眠)



夜は、スイス建国記念日のフェスティバルを楽しみました。
偶然にも今日8月1日はスイスの建国記念日だったのです。


Zermatt4.JPG
 Zermatt (Photo (c) 桜坊主)

Zermatt5.JPG
 Zermatt (Photo (c) 桜坊主)

Zermatt6.JPG
 Zermatt (Photo (c) 桜坊主)


ここツェルマットでは、メインストリートでのパレードや広場でのフェスティバルなど、お祝行事が毎年企画されています。
広場でのフェスティバルでは、市長さんの挨拶が行われたのですが、なんと6ヶ国語に及ぶ挨拶でした。
しかも最後に流暢な日本語での挨拶。このときばかりはさすがに感動でした。
その後、スイスの国歌が演奏され、花火が打ち上げられました。


Zermatt7.JPG
 Zermatt (Photo (c) 桜坊主)


Zermatt8.JPG
 Zermatt (Photo (c) 桜坊主) 



    【次回に続く】


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2007年09月30日

Europe98 -8- スイス・ツェルマット

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1998/07/31


7:58発のヴェネチア・サンタルチア駅発ミラノ行きIC610に乗るため、6:30起床。
今日はスイスへ移動するため、残っている13,100リラを使いきる為、朝から駅周辺をブラブラしました。

まずホテルを出る前に、ベットメイクのチップに今までにない高額(?)な1,000リラを置きました。
その後、ホテルを出て定番の朝食(クロワッサン・カプチーノ)に3,300リラ
ついでに飴1,500リラを買って減らそうと試みましたが、減りきらず。
最後に駅でもう一度エスプレッソ1,500リラを飲み電車に乗り込んだのです。

   残金 5,800リラ(1998年当時 イタリア100リラ=8.28円)

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 ヴェネチア名物のゴンドラ (Photo (c) 桜坊主) 



予定では、ミラノでスイス・ブリーク行きに乗り継ぐつもりでした。
ミラノでの乗り継ぎ時間は約20分。
なのに、ヴェネチアを出発したのが、約25分遅れの8:25頃。
乗り継げるのか・・・

Venezia6.JPG
 ミラノ行きの列車 (Photo (c) 桜坊主)

乗り継ぎがうまくいかなければ、スイス行きを諦め、フランスかオーストリアへ向かうつもりでいました。そうなるとミラノでレオナルド・ダ・ヴィンチの『最後の晩餐』でも見に、1泊しようと考えていたのです。
しかしあまりミラノには興味がなかったので、素通りしたい気分だったので、なんとか間に合ってほしいと願っていたのです。


25分遅れで出発した列車は、当然のように25分ほど遅れて、ミラノに到着しました。
もし遅れたら・・・、手に汗握りながら、ホームのあっちこっちに目をやりました。
すると、列車の到着が遅れても、乗り継ぐ列車はちゃんと待ってくれていたのです。
無事、スイスのブリークへ向かう列車に乗ることができました。



列車は快調にイタリアからスイスへと入りました。
初めての 列車での国境超え です。
ちょっとドキドキしたのですが、


  車掌  『ジャパニース?』
  桜坊主 『イエス』


で難なく完了。
パスポートも見ずに、車掌は次の車両へ姿を消したのでした。
恐るべし日本国籍です。


13:15 スイス・ブリークに到着しました。
ここで、ツェルマット行きの列車に乗り換えです。
ツェルマットへの列車にはユーレイル・パスは使えないということなので、切符を購入しました。


15:45 ツェルマット到着。

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ツェルマット観光局

早速、街の中心にあるメインストリートを登り、日本語インフォメーションでホテルを紹介してもらうことにしました。
金額、立地条件などを伝えると、インフォメーションからすぐのホテルを紹介してもらいました。

ホテルに到着後、再度値段の交渉。そして部屋の確認。
なかなかの部屋だったので、一発で決めました。
 (実はこのホテルには新婚旅行でもお世話になりました)



ちょっと部屋で落ち着いたあと、明日からのトレッキングに向けた足慣らしへ出かけました。


宿の人に、「今の時間(午後5時前)から行けるトレッキングコースは?」と尋ねると、Zmuttへのトレッキングを薦められました。

Zmuttへのトレッキングへは往復1時間半だというので、ちょうどいい感じです。


道中は休憩もほとんど取らず、ノンストップで目的地へ向かって歩きました。
宿の主人には、地図を見ながら「この湖へ向かって歩け」とのことだったので、唯一の目標として歩いたのですが、結局見つけることができずに途中で引き返しています。
しかし、片道約45分ほどあるいたので、いい足慣らしでした。


Zermatt2.JPG
 Zmutt村 (Photo (c) 桜坊主)

Zmutt村で、絵を書いている老夫婦に出会いました。
私は、絵を描いている夫婦の横でしばらくの間、絵をじっとみていたのです。

二人は微笑み、何を話すわけでもなく、もくもくと筆を走らせます


私はそのとき、こんな老後も素敵やなぁ〜などと考えていました。


Zermatt1.JPG
 Zmutt村 (Photo (c) 桜坊主)


今日は、あいにくの曇り空だったので、ツェルマットからこの街に来た目的であるマッターホルンを見ることはできませんでした。
明日、ゴルナーグラートへ行って、じっくりマッターホルンを見る予定だったので楽しみに取っておくことにします。


Zmutt村に到着したあたりから、少しずつ頭痛を感じ始めていました。
一気に速歩きで登って、酸欠状態になっていたのかもしれません。
1時間半のトレッキングをなめていたバチが当たったようです。
明日はゆっくり歩こうと思いました。


9時過ぎ。
日も暮れたのでレストランでひとり夕食を楽しんでいました。
すると、70歳くらいのおばあちゃんに声をかけられ、ひとりの夕食がふたりでの夕食に早変わり。
ローザンヌに在住のそのおばあちゃんに、どこから来たのか、どこへ行くのかなど、いろんな質問攻めに会い、笑いを交えた楽しい夕食を過ごすことができました。

しきりに『いい旅をね!』『明日は晴れるといいね!』を連発してくれます。
おばあちゃんのやさしさに触れることができた幸せなひとときでした。



明日は晴れますように。
明日はマッターホルンが見れますように。



    【次回に続く】


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2007年09月14日

Europe98 -7- イタリア・ヴェネチア

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1998/07/30


昨日(29日)は、迷路の街ヴェネチアを探検するのに、駅前の宿からサン・マルコ広場まで徒歩で行きました。

一本道でわかりやすい大通りを歩いて行ったのですが、結構な距離で、朝から散歩もキツイので、駅前から水上乗り合いバスであるヴァポレットに乗ってサン・マルコ広場を目指しました。

Venezia1.JPG
 ヴァポレットから (Photo (c) 桜坊主)


サン・マルコ広場に到着後、早速朝食を取ることに。

Venezia5.JPG
 サン・マルコ広場 (Photo (c) 桜坊主)


広場付近の路地にあるBARでいつもの朝食(クロワッサンとカプチーノ)を取りました。
ここイタリアに来てから、定番の朝食です。


サン・マルコ広場のサン・マルコ寺院前には鐘楼という巨大な塔が建っています。
ヴェネチアの街全体を見渡すことができそうなので、上ってみると(8000L 1998年当時 イタリア100リラ=8.28円)、ヴェネチアの街も一望でき、海側を見ると、サン・ジョルジョ・マッジョーレ島がみえました。
  (ヴェネチアに来る人は到着後すぐに登ることをオススメしたいです。)


それにしても、なんと言うすばらしい眺め!!
感動しまくりでした。



鐘楼から降りると、次は広場横から大きな船に乗り、リド島を目指しました。
『ベニスに死す』という映画の舞台となったリド島。
さすが舞台となっただけあって、そこはリゾートの雰囲気がプンプンします。

何よりもビーチがよかったです。
リド島は細長い島なのですが、島を縦断(横断?)するには、そんな辛いものではありませんでした。
船を下りて、まっすぐ道を歩いていけば5分で海にぶつかります。
そこがなんとアドリア海。感激でした。

さすが、フランスのリヴィエラ、アメリカのマイアミ、ハワイのワイキキと並ぶ国際的なリゾートです。
抜群のロケーションなので、海へ飛び込みたい衝動に駆らましたが、この旅に海パンを持ってこなかったことをただただ後悔し、海を眺めるだけで帰ってきました。

Venezia3.JPG
 リド島のビーチから望むアドリア海 (Photo (c) 桜坊主)



リド島からヴァポレットで再びヴェネチアへ。
サン・マルコ広場から2つ手前の船着場で船から降り、海岸沿いにブラブラ歩くことにしました。
このコースもなかなかのオススメ。
海岸から眺めるサン・ジョルジョ・マッジョーレ島もよかったです。


Venezia2.JPG
 リアルト橋 (Photo (c) 桜坊主)




昼食はピザ(2500L)とリンゴ(1300L)を買って宿に戻り、昨日買っておいたワインで済ませました。
このスタイルもここイタリアへ来て定着しつつありました。
私もただの酒飲みのおっさん化しているようです。たらーっ(汗)たらーっ(汗)たらーっ(汗)

昼食後、シャワーを浴び、昼寝。 


まさにおっさんです。



目が覚めると、そろそろ夕食の時間。
といっても、まだ少し時間があったので、昨日見つけた『夕日が見れるベスト・スポット』へ出かけることにしました。
私にとっては、このスポットはヴェネチアで一番のお気に入りの場所になりました。


昨日に引き続き、すばらしいサンセットが見れ、感激!

Venezia7.jpg
 私のヴェネチアのオススメ夕日スポット (Photo (c) 桜坊主)


【夕日スポット】
サンタ・ルチア駅を出て、左へ進みます。
そのまままっすぐ道なりに進むと、一つ目の運河にぶち当たり、
それが“Canale di Cannaregio”です。
運河を跨ぐ橋を渡るとすぐ左へ曲がりましょう。
運河沿いにブラブラ歩くと行き止まりになります。
まさに、そこがこの写真を撮ったベスト・スポットです!
絶対オススメ!




夕食も昨日に引き続き同じ店へ。
なんか、日本語が恋しくなってきた時期なのかもしれません。
店員との会話が楽しかったです。
店の名前をメモしてくればよかったと後悔。。。

■29日 ヴェネチア料理(17500L)
 イカ墨のスパゲッティ、タラと?(たまごみたいなもの)
 季節の野菜(にんじん・ほうれん草・いんげん・グリーンピース)
■30日 ツーリスト・メニュー(14500L)
 ボンゴレ・スパゲッティ(トマトソース)
 ひらめグリル焼き、サラダ



こうして、ヴェネチアの最後の夜が終わりました。


    【次回に続く】


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2007年08月14日

Europe98 -6- イタリア・フィレンツェからヴェネチアへ

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1998/07/29


8:30 宿のチェックアウトを済ませ、カバンを預けて、外へ出ました。
昨夜書いたハガキをドゥオーモ前で出し、これからの行動予定を、いつものカプチーノとクロワッサンを頬張りながら考えました。


Firenze1.JPG
 フィレンツェ・ドゥオーモ(Photo (c) 桜坊主)


今日は、午後からヴェネチアへ向かう予定で、列車の出発まで少し時間があったので、もう少しフィレンツェの街を散策することに。


まずは、メディチ家礼拝堂(CappelleMedicee)へ。

ロレンツォ2世の墓とジュリアーノの墓の下には、ミケランジェロの作品でも有名な

  「曙」「黄昏」「昼」「夜」

の4体の像があります。
行く前までは、フィレンツェを訪れる人には必見だと思っていたのですが、ミケランジェロのピエタやダヴィデを見たあとでは、素晴らしいと思っても、そんなに感動はありませんでした。

数日間、芸術の国イタリアで滞在し、美術館を渡り歩いていると、僕の目も贅沢になったのかも知れません。



メディチ家礼拝堂を出て、横の中央市場に入ってみました。
1Fは肉やチーズ、魚が並び、2Fは果物、野菜が売られています。

Firenze7.JPG
 フィレンツェ・中央市場(Photo (c) 桜坊主)


私はまず、果物屋へ行き、バナナ2本(1200L:約100円)を買いました。
   (1998年当時 イタリア100リラ=8.28円)

店の男の子(おそらくお孫さん)の笑顔が可愛らしかったので、記念にと写真を撮らせてもらいました。

Firenze6.JPG
 フィレンツェ・中央市場の男の子(Photo (c) 桜坊主) 

写真を撮ろうとすると、少し恥ずかしがりましたが、お母さんがおそらく「笑いなさい!」といってくれたのでしょう、笑顔をカメラに向けてくれたのでした。

結局、市場ではヨーグルトも一緒に買い、昼食はバナナとヨーグルトになりました。



時間つぶしに8000Lを出して訪れた
バルジェロ国立博物館(Museo Nazionale del Bargello)

ミケランジェロの『バッカス(Bacco)』『ピッティの聖母子(Tondo Pitti)』など、結構見所が多くて、余った時間ではゆっくりとみることができませんでした。

ここは観光客も多くなく、時間つぶしに来た博物館でしたが、オススメのスポットです。



いよいよフィレンツェを出発します。
フィレンツェからヴェネチアへ行くのにユーロスター(ES)に乗るつもりでした。

しかし、

 @その列車がホームに入ってこず、
 Aしかも出発が15分遅れた上に、
 B土壇場で出発ホームが変更!


という、日本では考えられないことが発生。
私は、ホームの掲示板を見ながらあっちへ走り、こっちへ走りと汗だくになってフィレンツェ駅を走りまくっていました。たらーっ(汗)


でも、無事列車に乗車し、席に着くと、席ひとつひとつにお菓子が置いてあるのを発見。ひらめき
単純な私は、イタリアのいい加減さを忘れ、超御機嫌になったのでした。ダッシュ(走り出すさま)ダッシュ(走り出すさま)ダッシュ(走り出すさま)



ヴェネチアに到着。
いつも通り、早速宿探しを始めたのですが、ここヴヴェネチアでも30分かかりました。

ある宿では、

桜坊主  『シングルの部屋はありますか?』

宿の女性 『ごめんね、ないのよ。』

桜坊主  『そうですかぁ、じゃいいです。』

宿の女性 『ダブルの部屋なら一部屋あるよ。100,000L。』

桜坊主  『いやぁ〜、ちょっと高いなぁ〜、もう結構です。』


こんな会話で一つ目の宿を後にしました。
ところが、路上で『部屋があるよ』という宿の客引きにつれられると、また同じ宿に連れられて来てしまいましたexclamation&question


宿の客引 『この日本人、部屋を探しているんだって』

桜坊主  『シングルの部屋はないんですよね』

宿の女  『一部屋60,000Lの部屋があるけど』

桜坊主  『じゃぁ、見せてもらっていいですか?』


すると、その部屋は、3人泊まれる部屋(ダブルにシングルのベットがついた部屋)だったんです。

もちろん、即決。
でも・・・

  はじめからその部屋言えよ!

って感じで、イタリア人のいい加減さにまた出合ったのでした。たらーっ(汗)



荷物を置いて、早速ヴェネチアの街を散策。
気が付けば、もう夕方だったので、食事に出かけました。

レストランでは日本語を少し話すウエイターと会話が弾み、楽しい食事に…。
その後、夕日のベストスポットを発見!(そのスポットはヴェネティア編で)

Venezia7.jpg


    【次回に続く】


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2007年08月01日

Europe98 -5- イタリア・フィレンツェ

italy.gif
1998/07/28

朝、7:30起床。 暑さと外のうるささで目が覚めました。たらーっ(汗)
顔を洗い、服を着替えて、早速ウッフィツィ美術館へ向かいました。

途中、カプチーノとクロワッサンで簡単な朝食。
いつの間にか、私のイタリアでの朝食の定番になっています。
勘違いも勘違い、少しイタリア人に成りきっていたのかもしれません。


ウッフィツィ美術館(Galleriadegli Uffizi) は、ラファエロ、ミケランジェロ、ボッティチェリなどの名画がズラリと並ぶ“超”がつくほど有名な美術館です。

さすがに人気の美術館だけあって、入るのに1時間並びました。


ほとんど知識のない私は、有名な絵画を中心に観賞。
やはり、訪れる前は多少なりとも勉強して、知識を入れておく必要があると反省しました。

それでも、ミケランジェロの『聖家族』を始め、有名どころではボッティチェリの『春』 『ヴィーナスの誕生』、レオナルド・ダ・ヴィンチの『受胎告知』など、イタリアのルネサンスをじっくり堪能できたのでよかったです。


途中、美術館の廊下から眺めるアルノ川、そしてヴェッキオ橋もなかなか良かったです。

Firenze2.JPG
 アルノ川とヴェッキオ橋(Photo (c) 桜坊主)

フィレンツェを訪れたなら、ウッフィツィ美術館は外せません。

 ■ウッフィツィ美術館のホームページ■



美術館を出て、今度はアルノ川沿いに歩き、ヴェッキオ橋へ。
宝石、彫金細工屋がズラリと並び、買うためか見物なのか、ぞろぞろ歩く観光客の多さにビックリしました。もちろん、私は冷やかし見物人になっていましたが…。


橋を渡ると果物屋があったので立ち寄ってみました。
キウイ900L(1998年当時 イタリア100リラ=8.28円)が目に付いたので、申し訳なかったのですが、ひとつ買いました。
ひとつだけというのも気が引けたのですが、ひとつでも売ってくれるかと聞いてみると、笑顔で答えてくれたので、小銭をかき集めひとつもらいました。

あのおばちゃんの笑顔ですっかり気分も良くなり、宿へ直帰して食べました。
冷えていたわけではないので、めちゃくちゃ美味しいとは言えませんでしたが、美味しく感じたのは、あのおばちゃんの笑顔とこの街の雰囲気がそう感じさせているだと思いました。

お腹が空けば、果物を買うようになったのはこのフィレンツェからです。


ちょっと昼寝をはさみ、今度はアカデミア美術館へ向かいました。

アカデミア美術館(Galleriadell' Accademia)は、ミケランジェロの『ダヴィデ像(Davide)』で有名な美術館です。

フィレンツェ共和国のシンボル(自由のシンボル)として最高のものであったという『ダヴィデ』。
本当に動き出しそうな『ダヴィデ』像を、360度全ての角度から堪能できました。
筋肉のつき具合、浮き出る血管、そして表情。
シンボルとして相応しい像であることには違いありませんでした。

Davide1.JPG
 『ダヴィデ像』(Photo (c) 桜坊主)
Davide2.JPG
 『ダヴィデ像』(Photo (c) 桜坊主)
Davide3.JPG
 『ダヴィデ像』(Photo (c) 桜坊主)


また、この美術館では、サン・ピエトロ寺院とは違ったミケランジェロの『ピエタ』も見ることができます。

Firenze4.JPG
 『ピエタ』アカデミア美術館(Photo (c) 桜坊主)

私のアカデミア美術館での滞在時間の多くは、この『ダヴィデ像』と『ピエタ』を眺めるだけに費やしたほど、この2つの作品は見るものを魅了します。

 ■ アカデミア美術館のホームページ ■


アカデミア美術館からの帰り、酒屋でワインを買いました。
赤ワイン・750mlが5000L(約420円)。安いうえに美味しかったです。バー
さすがイタリア。店には、美味しいワインは溢れるほど並んでいました。


ワインを買ったあと、ドゥオーモへ向かいました。
フィレンツェの街を眺めるには、ドゥオーモの上に登るのが一番だからです。

登らないといけない階段数は463段
入り口には、体力のない人などご遠慮下さい!の看板がありました。

その恐ろしいくらいしんどい階段を1段1段登っていきました。あせあせ(飛び散る汗)
もちろん、途中で休憩を入れながらとなります。
気が遠くなりそうな階段を登りきると、そこには想像以上の絶景が到達者を歓迎してくれます。
一度上がればなかなか降りる気が起こらないくらい、絶景でした。

Firenze3.JPG
 フィレンツェの街並み(Photo (c) 桜坊主) 


ドゥオーモから、サンタ・クローチェ教会を見学した後、ミケランジェロ広場へ足を運びました。
ローマでもそうであったように、今日もフィレンツェの街をあっちこっち歩いています。

ドゥオーモからの眺めも最高でしたが、ミケランジェロ広場からの眺めも抜群でした。
確か、以前、ネスカフェのコマーシャルでも使われた場所だと思います。

Firenze5.JPG
 ミケランジェロ広場(Photo (c) 桜坊主)

ちょっと街から離れていますが、散歩には丁度いい距離です。
フィレンツェへ行かれる際は、散歩コースのひとつにいかがでしょうか。


    【次回に続く】


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2007年07月25日

Europe98 -4- イタリア・ピサ

italy.gif
1998/07/27

ローマをそろそろ発とうと思い、朝からフィレンツェへ移動を開始しました。
今日もユーレイル・パスの登場です。
以前にもご紹介したように、私が日本で購入してきたユーレイルパスは、21日間の1class乗り放題券。帰りの飛行機がフランス・パリからの便なので、21日後にパリまで行ければ、自分で切符を買う必要もなく、勝手気ままに電車に乗り込んで座ればいいということになります。

そして、私がヨーロッパの列車の旅で愛用した本が、

 『トーマスクック・ヨーロッパ鉄道時刻表』 European Rail Timetable

です。ヨーロッパ中の全ての列車のタイムテーブルが掲載されています。






10:10 テルミニ駅でIC548(ICは特急です)に乗り込み、フィレンツェを目指しました。

フィレンツェへ向かう列車からの車窓は、とにかく最高でした。

目の前に広がる ひまわり畑 が凄かったんです。
窓の下はひまわりがいっぱいで、走っても走ってもひまわり畑。
遠くを見てもひまわり畑で、目に入ってくるもの一面がひまわり畑だったのです。

夏のひまわり、は本当に最高です。ひらめき


約2時間半でフィレンツェに到着。(移動距離316km) さっそく宿探しを始めました。

ところが、約30分で10件の宿を訪ねたのですが全て部屋はなし。
夏の観光シーズンで、フィレンツェももちろん観光地ですから、当然といえば当然。
なかなか宿は見つからないかなぁ〜と思っていると、敬遠していた駅から街の中心に位置するドゥオーモへ向かうフィレンツェのメインストリートで一部屋みつけました。たらーっ(汗)

ヴィア・パンツァーニ通りの宿で、ダブルの部屋が6500L。(1998年当時 イタリア100リラ=8.28円)
シャワー・トイレは共同ですが、タンスが2つあるほどの広い部屋です。


早速、荷物を置いて、街へ出かけました。
ウッフィツィ美術館やアカデミア美術館へ行きましたが、どこも休館日。
このままだと一日無駄になりそうなパターンで、どうしようか迷っていたとき、ふと思い立った場所がありました。


それは、ピサの斜塔

トーマスクックの時刻表で、ピサまでの時間を確認するとフィレンツェから1時間とあります。(移動距離81km:往復162km
ならば、いい機会だしピサへ斜塔を見に行くことに決定しました。



各駅停車で走った列車がピサ中央駅に到着したのは、予定通り約1時間後でした。

駅から斜塔までは一本道で、斜塔までは灼熱の太陽が照りつける道を歩くことになります。
傾き倒れかけている斜塔が見え始めたのは、歩き始めて約2kmの地点でした。
そのときは、さすがに感動しました。
教科書でよく見るあのピサの斜塔がだんだん近づいてくるのです。
しかも、周りの建物の壁は地面に対して垂直なのに対して、やっぱり斜塔は傾いているのです。


Pisa1.JPG
 ピサの斜塔(Photo (c) 桜坊主)


ピサの斜塔は、現在もちょっとずつ傾いているそうで、(1998年頃は)北側と南側では約70cmの差があるとのことでした。
以前は293段の階段を登り、ピサの街を一望できたそうですが、私が訪れたときには登ることができませんでした。

当時は、これ以上傾かないようにするにはどうすればよいのか検討中でした。(写真参照)

Pisa2.JPG
 ピサの斜塔(Photo (c) 桜坊主)


斜塔の前には、芝生の広場があり、観光客は各々のポーズで写真を撮っています。
皆さんなら、どのようなポーズで撮影されますかexclamation&question


一番多かったポーズは、斜塔の傾きを抑えるように…。(想像できますかひらめき


 ■ピサの斜塔・ホームページ■

 ★ピサの斜塔・豆知識★
 ガリレオ・ガリレイは物体が自由落下するときの時間は落下する物体の質量には
 依存しないという法則を実証するために、ピサの斜塔の頂上から大小2種類の球を
 同時に落とし、両者が同時に着地するのを見せたとされる。





普通電車に揺られて再びフィレンツェに戻りました。
宿には戻らず、そのまま夕食にでかけました。
帰りの電車で考えていた通り、今夜はペンネに挑戦です。
またも大衆レストランに入ってコースを注文しました。

一皿目に出てきたのがペンネ。
味は美味かったのですが、またも凄い量。
予想通り、これで私のお腹は一杯になり、次に出てきたメインディッシュをまたも必死で食べることになりました。
それにしても、イタリア人はホントよく食う人たちです。


このコース料理は35,500Lだったので、50,000L出しました。


すると、15,000Lのおつりをくれました。ひらめき


イタリア人のイタリア人らしい、このお金のやり取り

来る前に本を読んでいたのでイタリア人のお金のやり取りについては知っていましたが、まさか本当にそのようなやり取りになるとは・・・。

だからチップを1,000L置いてきました。(セコイかな?)


夕食後、そのまま食後の散歩にドゥオーモへ。
広場ではバンドの演奏に合わせて、老若男女問わずみんなが踊り、そして踊らない人たちは、夕涼みをしながら演奏を聴いていました。

私も、その人々に混じって、演奏を聴きながら楽しそうに踊る老夫婦を見ていました。
フィレンツェの第1日目を、何ともいえない幸せな時間で終えることができました。

    【次回に続く】


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2007年07月15日

Europe98 -3- イタリア・ローマ Day2

italy.gif
1998/07/26

朝、6時起床。
昨日から一転、体調もバッチリ回復していたので、早速行動開始。
テルミニ駅地下のBARで、現地のサラリーマンやOLに混じって朝食を取りました。
クロワッサンとカプチーノで 3000リラ。(1998年当時 イタリア100リラ=8.28円)


朝食後、まずはメトロでヴァチカン市国へ向かいました。

今日は、ヴァチカン美術館が月に1度の入館無料の日(毎月最終日曜日は入館無料)。
ラッキーな時にローマへ来たと喜んでいると、そんなことは誰もが知っていることで、美術館に到着したときには長蛇の列になっていました。
中に入るのに約1時間。考えることは世界中同じということです。


ヴァチカン美術館(ヴァチカン宮殿)での目玉はナント言っても、
ミケランジェロ作・システィーナ礼拝堂の『最後の審判』です。とにかく「凄い」の一言でした。私のボキャブラリーでは言い表せない凄さです。
ただ、人が多くて30分程しか見れず、ゆっくり堪能することができなかったのが残念。

システィーナ礼拝堂.jpg

このシスティーナ礼拝堂を見ていて思ったのは、ここへ来る前に聖書などを読んでくればよかったということ。少しでも理解していれば、もっと興味深く見ることができただろうということです。
これは、この旅で度々感じたことでした。

 ■ヴァチカン美術館のホームページ■


そういえば、ヴァチカン宮殿に入る前に、ある日本人と出会い、話をする機会がありました。
聞くところによると、彼は旅をはじめて5ヶ月が経過していると言います。
旅はインドから始まり、パキスタン、イラン、エジプト、イスラエルを経由し、そしてヨーロッパの国々を周って来たのだそうです。
航空券はUA(ユナイテッド・エアライン)の世界周遊パスを利用。
そして1日$50〜60の生活を送っているとのことでした。
そんな彼のお話が、これからの旅の勇気の源となったのは言うまでもありません。
旅で出会う人との触れ合い。大切にしようと思いました。


Roma6.JPG
 ヴァチカン市国(Photo (c) 桜坊主)

美術館を出て、ヴァチカンへ来た最大の目的であるサンピエトロ寺院へ向かいました。
サンピエトロ寺院に入ってすぐ右へ進むと、ミケランジェロ作の『ピエタ』を見ることができます。

ピエタ.jpg


この『ピエタ』を見るために、ヴァチカン市国まで来たのです。
キリストを抱えているマリアの、あのナントも言えない表情。
実物を間近で見たものにしか感じとれないものがあるように思います。
もちろん、その周りは人だかり。だれもが何かを感じ取っているのでしょう。

★ピエタ(Pieta)★
敬神、慈悲、心の意の言葉から派生して、美術の主題として、十字架から降ろされた死んだ息子キリストを膝に抱いて、悲嘆にくれる聖母マリアの図像を指す。(「新・西洋美術史」より)




サンピエトロ寺院を出て、遠い道のりでしたがナヴォーナ広場まで歩くことにしました。
ナヴォーナ広場にある3つの噴水のひとつに「ネプチューンの噴水」というのがあります。
その噴水には、ナイルとラプラタのエピソードがあるそうですが、これがなかなか面白い話なんですよ。(「地球の歩き方・イタリア」に載っています)

Roma5.JPG
 ナヴォーナ広場(Photo (c) 桜坊主)

その後、ナヴォーナ広場からパンテオンを抜け、昨日に引き続きトレヴィの泉、スペイン広場へ向かいました。またも人の多さにガックリ。その後、ポポロ門へ向かいましたが、大した発見もなく宿に戻りました。

パンテオン.JPG
 パンテオン(Photo (c) 桜坊主)



今日一日、凄い距離を歩いたことになります。
しかし、この歩くことでローマという街が少しわかったような気がしました。
歴史を大切にするイタリア、まさにイタリア人の素晴らしさを感じました。


一旦宿で休憩し、再び夕食を取る為、外へ出かけました。
昨日に引き続き、今日もテルミニ駅近くのレストランでコース料理。
 (貧乏旅行の割には、食事だけにはカネを惜しまない私・・・)
少食の私には、イタリアの一般大衆食堂のコース料理(これをコース料理というのかどうか)は、凄く量が多く感じます。 サラダ、パスタ、そしてメイン料理。

残すのも悪いので、必死になって食べたのですが、イタリア人はもちろん平気な顔をして食べています。そして夕食後は決まってデザートを注文。だから太っている方が多いのかも・・・。余計なお世話ですね。


    【次回に続く】




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2007年07月08日

Europe98 -2- イタリア・ローマ Day1

italy.gif
1998/07/25

6:15 ローマ レオナルド・ダ・ビンチ空港に到着。

とうとうヨーロッパに来た! これから始まる約1ヶ月の旅。
浮き立つ気持ちを抑えながら、私は入国審査へ向かいました。

イタリアでの入国審査があっけなく終わったのには拍子抜けしましたが、晴れてヨーロッパの地に足を踏み入れた嬉しさで、ひとりニコニコしていたと思います。


これからヨーロッパ内を移動し始めるのですが、その前に日本で購入してきた“ユーレイル・パス”にスタート・スタンプを押してもらわなければなりません。
私は、空港内の駅でそのスタンプを押してもらいました。

E-pass.JPG
(21日間1class乗り放題券 US$698 1998年当時 US$1=141.6円


その後、ちょうどローマ・テルミニ駅行の直通ノンストップ列車に飛び乗りました。


初めてのイタリア。
初めてのヨーロッパの列車。
私は、1classの座席に身を沈め、車窓を眺めながら早速イタリアを楽しみ始めました。


何もかもが新鮮で、あっちキョロキョロ、こっちキョロキョロ。
そんな落ち着きのない旅行者になっていたように思います。
しかし、目に入るもの全てがヨーロッパ。
本当にヨーロッパに来た!という実感が沸々と湧きあがって来ました。


あっと言う間にテルミニ駅に到着。
まずは今夜の宿探しです。

というのも、この旅では、宿は現地調達が基本。
もちろん、旅の一泊目も例外ではありませんでした。

テルミニ駅近くに安宿が多いことは事前に調査済み。
その中の数件に値段を聞き、一軒の宿に決めました。
(1泊50,000リラ  1998年当時 イタリア100リラ=8.28円



宿が決まると、リュックを部屋に放り投げ、パスポートと財布を持って、街へ出かけました。


まずは目指したのは、カラカラ浴場。
メトロ Metro(地下鉄)に乗ってアッピア旧街道地域を目指しました。


地下鉄を降り、カラカラ浴場へ向かう手前に陸上競技場がありました。
陸上競技選手だった私は思わすふら〜っとグラウンドに入って行ったのですが、警備員のおっちゃんが走りよってきて、何やら怒っています。恐らく

  「こらぁ〜入るなぁ〜」

と言っていたのでしょう。私が

  「写真だけでも撮らせろぉ〜」

という私のお願いも邪険に断られ、私はで競技場を後にしたのでした。


と、その時!
振り向きざまにシャッターを押し、走って逃げました。
そう、私は元陸上競技選手だったのです。


カラカラ浴場は、217年に完成したカラカラ帝の浴場。
今は“石ばっかりの庭”といった感じで、ハッキリ言って今一つ魅力を感じませんでした。
私が訪れたときは、ちょうどカラカラ浴場のある一角で、野外コンサートの準備が進んでいました。
恐らく、カラカラ浴場内をライトアップし、そこで音楽と歴史の競演!みたいな企画なのでしょう。

Roma1.JPG
 カラカラ浴場 (Photo (c) 桜坊主)


次に向かったのが、アッピア街道です。
『すべての道はローマへ通ず』でおなじみのアッピア街道。
道自体は普通の道だったのですが、やはりアッピア街道というだけで歴史を感じる道でした。
私は、いろいろ思いをめぐらしながら炎天下の中、フラフラになってアッピア街道を歩き続けました。


次に訪れたのが、コロッセオです。

Roma2.JPG
 コロッセオ (Photo (c) 桜坊主)


紀元80年に完成した円形闘技場で、当時は収容5万人以上だったとか…。
猛獣と剣闘士、あるいは剣闘士同士の凄惨な闘いが見世物にされてたといいます。
スタンドの上からその光景を想像しながら、人の心の奥にある欲についてボーっと考えてしまいました。


折角コロッセオを見学していたのですが、やはり時差ぼけと、灼熱の太陽の下、歩きっぱなしだったので、頭も脚もふらふらになっていました。もっとじっくりコロッセオの迫力に浸りたかったのですが、急遽、ローマ散策を中止して宿に帰って休むことにしました。



約2時間ほど寝たでしょうか、頭もすっきりしたので再び街へ。
今度は、ローマに来れば誰もが必ず行くだろうスペイン広場とトレヴィの泉へ向かいました。

まずはメトロでスペイン広場を目指しました。
メトロの切符を買うのにも慣れ、何となくローマの人々に少しだけ近づいた感じがします。

メトロを降り、何気なしに地上へ出るためにエレベータに乗ったところ、なんとそのエレベータを降りると、そこはスペイン階段の上りきったあの132段ある階段の上だったのです。
上る苦しみを味わうことなく、上から下へ132段の階段を降りながら、ひとり『ローマの休日』を楽しむことができました。

Roma3.JPG
 スペイン階段 (Photo (c) 桜坊主)


トレヴィの泉も、観光客でいっぱいでした。
泉に背を向けて、お金を放り投げる光景は皆さんもご存知のこと。
あっちでもこっちでも、観光客はお金を放り投げ、写真を撮っていました。

私はお金を放りなげるのがちょっと恥ずかしく、噴水の横で約20分の間、座ってボーっと人間ウォッチングに集中していました。これがなかなか楽しかったんです。



日も暮れ、夕食に出かけようと思うのですが、疲れからか、それとも時差ぼけからか食欲がありません。しかし、ヨーロッパ旅行第1回目の食事なのだからと、食欲がないままテルミニ駅近くのレストランに入り、簡単なコース料理を注文しました。

まずはサラダ。
ドレッシングがかかっておらず、どうやって食べようかと悩んでいたところ、いきなり店のおっちゃんが来て、サラダにオリーブオイルと塩をメチャクチャ振りかけ、

  『さぁ食え!』

と笑顔でいいます。

  『おっちゃん、そんなにかけたらあかんやろ。かけすぎやで。』

と日本語でぶつぶつとつぶやいたものの、あとの祭り。
サラダにはオリーブオイルと塩がどっさりかかっていました。
こんなん食べたら体が悪くなると思いながら仕方なく口に運んだのですが・・・・・

これが予想外に美味かったんです。
やはり、外国へ来たのだから、現地の食べ方でないとダメですね。


    【次回に続く】




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