実は体育授業で陸上競技を教えるのは、教師暦16年目にして初めて。
(体育科の生徒相手に専門授業は教えたことはあります)
意外と専門種目を教えることって少ないものなんです。
今日の授業は16人の女の子が相手。
普通科の生徒ですから、もちろん陸上競技などには興味なし、の女の子たちです。
どうやって面白い授業を展開するか。
ここ数日、ずっと思案していました。
で、行き着いた結論は、
二軸動作『常歩』を授業でやってみよう
ということ。
ところが今日はあいにくの雨。
室内の狭いスペースで授業をしなければならなくなりました。
仕方ないので、一番初めに 腰割り を教えてみました。
骨盤を立てることを椅子に座った状態で教え、そこで押し相撲。
骨盤を立てた人と、骨盤を寝かせた人とで押し合わせ、骨盤を立てた人の方が力が出ることを実体験させました。
生徒は『こんなにちゃうのぉ〜』と大喜び。
つかみはOKでした。
その次にやったのが、二軸歩行。
何も指示せず歩かせると、股関節幅よりも狭い横幅で歩行する生徒が大半で、予想したとおり、内旋ぎみで足先が内を向いている生徒が多くいました。
そこで、“モデルの真似をして歩こう!”と指示すると、より幅が狭くなり一直線歩行になったのです。
私は、自然な歩行とは二直線歩行に近い歩き方で、疲れない歩き方であること。
赤ちゃんや高齢者の歩行を説明しながら、これからやろうとする歩行を説明しました。
すると、ますます生徒の目は輝きます。
私も調子に乗ってきて、ラダーを引っ張りだしてきました。
ラダーの片側のラインが身体の中心にくるよう歩かせました。
予想通り横幅は狭く、歩きにくそうです。
そこで、腰割り10回をさせ、再度歩かせ、それを2セット連続で行ってみました。
すると、歩いている生徒から、
『楽に歩けるなぁ〜』
『幅が広くなってるぅ〜』
と言う声が聞こえ始めました。シメシメ・・・
どんどん集中力が高まり、私の話に聞き入る生徒たち。
こっちも益々調子に乗って『常歩』を語っていました。
次に教えたのが 股関節の外旋 です。
『外旋すると力がすごい出るんやで!』
と前置きし、股関節と肩関節を外旋させた人と、股関節も肩関節も内旋させた人とで再び押し相撲させました。
結果は、もちろん外旋させた人の勝ち。
2人組みで入れ替えてやらせると、
『すごぉ〜い!』
『外旋の方がめちゃ強い!』
などとギャーギャー言いながらやっている生徒が大半でした。
人の体ってすごいやろ!
と自慢げに言う私。
だからこの授業では腰割りをどんどんやるでぇ〜
と前振りして授業を終えました。
50分があっという間。楽しい(私が?)授業でした。
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